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初心者でも迷わない細かすぎる断捨離マニュアル|ミニマリストの始め方

片付け

こんにちは。hiroです。
「日本の家庭の家事負担をゼロにする」ことを目標に楽な片付け術を発信しています。

本日のお悩み
  • 断捨離ってまず何から始めて、どんな手順で進めれば良いの?
  • 断捨離はどこから始めるのが効率的?
  • 誰か、断捨離マニュアルをください・・・

断捨離をやりたいと思っても、初心者の方はまず何から手をつけるべきかわからないですよね。手順を間違うと、断捨離が思うように進まなかったり、捨てすぎて生活が不便になります。

この記事では、断捨離の手順を初めての方でも迷わないように細かすぎるくらい解説しています。

この記事の通りに実践すれば、誰でも失敗なしで、最も効率的に断捨離を進められます。

初心者の方が断捨離を失敗なく進めるには、本番だけでなく準備を含めて進めることが大切です。しっかりと「準備→本番」の順番で進めて、初めての断捨離に成功しましょう!

断捨離とは?
断捨離についてはさまざまな定義がありますが、今回はシンプルに「ものを減らすこと」とします。

初心者でも成功する断捨離手順

以下のステップに沿って実施すれば、初心者でも迷わず断捨離に成功できます。

初心者でもできる断捨離の手順

day 1:準備日

  1. 断捨離するための時間を確保する
  2. どこから断捨離するか、順番を決める
  3. 「預ける」選択肢と、「売る」選択肢について調べておく
  4. 分類基準を紙に書いておく

day 2〜:断捨離を実行する日

  1. 断捨離する3つの経路(捨てる、売る、預ける)を準備をする
  2. 一時置き場を準備する
  3. 全部出す
  4. 分類する
  5. 断捨離したものの後処理をする
  6. 次の時間を確保。(断捨離する場所が無くなったら終わり!)

まずは1日目にやることを解説します。

Day 1:断捨離本番に向けた準備を整える日

まずは断捨離をせず、準備を整える日を1日作りましょう。

早ければ1時間程度で終わるため、休日を1日使う必要はありません。平日の夜などにまとまった時間をとりましょう。

準備日にやることは以下の3つです。

準備日にやること
  1. 断捨離するための時間を確保する
  2. どこから断捨離するか、順番を決める
  3. 「預ける」選択肢と、「売る」選択肢について調べておく
  4. 分類基準を紙に書いておく

断捨離するための時間を確保する

1つ目のステップは断捨離するためのまとまった時間を取ることです。いくつかポイントがあります。

初めて挑戦する場合は、半日くらいを目安に時間を確保:1日だと疲れすぎてしまい、それ以上短いと断捨離が終わらない可能性があります。ただ、慣れてくれば15分くらいのスキマ時間でも軽く断捨離できるようになってきますので、自分の慣れ度合いに応じて時間を確保しましょう。

可能なら家族の予定も合わせて日程を決める:家族のものは自分だけの判断では捨てられません。この問題は、家族も一緒に断捨離すれば解決します。できるだけ家族の予定も合わせましょう。

断捨離の時間を確保したら、ステップ2に移りましょう。

どこから断捨離するか、順番を決めてリスト化する

どこから断捨離を始めて、どの順番で進めるかを決めて紙に書き起こしましょう

例えば、「押入れ上段→押入れ中段→押入れ下段→クローゼット上段→キッチン吊り戸棚の中→冷蔵庫→リビング・・・」のように書いていきましょう。

順番を紙に書いておくことで、以下のメリットを得られます。

断捨離の順番を決める時のコツを紹介します。

優先順位を考える

初めて断捨離に挑戦する場合、優先順位をよく考えましょう。

断捨離には時間がかかります。なんとなく手に取りやすい場所から始めてしまうと、「頑張った割に断捨離のメリットが感じられない・・・」という状態になる可能性があります。

具体的な優先順位の付け方は以下の通りです。

判断しやすい判断しにくい
大きい最優先
例:押入れの奥など
3番目
例:ソファ、椅子など
小さい2番目
例:壊れたペンなど
後回し
例:書類など
断捨離の優先順位の考え方

参考:どこから断捨離すべき?コスパの良い優先順位を解説|時間がない方向け

初心者こそ、少ない労力で断捨離の効果を実感しやすいコスパの高い場所から始めましょう

断捨離する目標を小分けにする

断捨離する目標を小分けにしましょう。

理由は以下の通りです。

  • 小分けの目標を達成すると、モチベーションが上がる
  • 1日で終わらなかった時に、2日目にスムーズに引き継ぎやすい

最低限、1日で必ず達成できるくらいには小分けにしましょう。

初めての場合、どのくらいなら1日で終わるかわからない方も多いはずです。その場合、最初に直感で分けて、その半分に分けましょう。細かく分けすぎて困ることはありません。


断捨離の順番をリスト化できたら、次のステップに移ります。

「預ける」選択肢と、「売る」選択肢について調べておく

一般的には、「断捨離=捨てること」というイメージがありますが、実は3つの経路があります。

断捨離の3つの経路
  • 捨てる
  • 売る
  • 預ける

断捨離がうまく進まない最大の原因は、「高かったからもったいない」、「思い出が詰まっていて捨てられない」と思う気持ちです。しかし、「高かった」「思い出がある」という気持ちが出てくるのは人としては自然なことです。

断捨離を「捨てる」、「捨てない」の2択で考えると、人としての自然な気持ちに逆らうことになります。これが原因で、断捨離に失敗するのです。

そこで、「捨てる」、「捨てない」の中間の選択肢「売る」、「預ける」も増やしましょう人の自然な気持ちに逆らわず断捨離できるようになります。

「捨てる」以外に、「売る」、「預ける」選択肢を作ることは初心者が断捨離を行う上で最も重要なカギになります。ここでは、それぞれの選択肢について知っておきましょう。

「売る」って具体的にどうすれば良いの?

不用品を売るには、フリマアプリや、買取業者に依頼するなどいくつか選択肢があります。

基本的には、断捨離中は取扱い商品が広い、出張買取業者にお願いするようにしましょう。

断捨離中は、様々なジャンルのものを大量に売りたくなります。全てをフリマアプリなどで売るのは、時間と手間がかかりすぎてしまうため現実的ではありません。

せっかく断捨離したのだからサッと家から出してスッキリしたいですよね。

取扱い商品が広い、出張買取業者なら、すぐに買取が完了し、それなりの高値で売れることも期待できます。

買取業者の選び方についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
参考:断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介

「売る選択肢」が理解できたところで、「預ける選択肢」も見ていきましょう。

「預ける」って何?

思い出が詰まっていて捨てられないという気持ちは誰にでもあるものです。例えば、サイズアウトした子供の服や、新婚旅行の時に買ったお土産は何年経っても捨てられません。

そんな時はminikuraやサマリーポケットに代表される宅配型トランクルームを使いましょう。

宅配トランクルームとは、手頃な料金(320円~)で自宅の荷物を保管のプロに預けるサービスです。清潔な保管環境で、セキュリティも強固、預け入れや取り出しも宅配で簡単にできるのが特徴です。

預ける最大のメリットは欲しい時に取り戻せることです。思い出を見返したくなった時に取り出して、思い出に浸ることができます。これであれば、思い入れがあってなかなか捨てられない方でも、罪悪感なく断捨離を進められます。

宅配トランクルームについて気になった方は以下の記事を参考にしてください。宅配トランクルームとは何か?から、預けたい物別のおすすめサービスまで詳細に解説しています。
参考:収納もサブスクの時代!宅配型トランクルームサービスとは?


「売る」「預ける」選択肢について学んだら、次のステップに進みます。

分類基準を紙に書いておく

分類基準を紙に書いておきましょう。

断捨離当日はだんだんと疲れてきて判断力がなくなったり、基準がブレてきたりします。そんな時に、分類基準が紙に書いてあると作業を続けやすくなります。

分類基準は、自由に作ってOKです。迷ったら以下を基準に作りましょう。

断捨離を進める3つの質問

使う場面が具体的に想像できる?:想像できれば、そのまま使う場所に収納しましょう。想像できなければ、次の質問に移ります。

思い入れはある?:あるならば、「預ける」に分類しましょう。特に思い入れがなければ、次の質問です。

高価なモノ?:高価ならば「売る」に分類しましょう。安いものであれば、「ゴミ箱」に捨てます。なお、ここでどうしても迷うなら以下の記事を参考に1つの明確な基準を持つようにしましょう。(参考:断捨離したら売るよりも捨てるべき?断捨離を始める前に知っておきたい判断基準

簡単で構いませんので、分類基準を紙に書き起こしておきましょう。

断捨離しつつ片付けも進めたい方は、もう少し細かく分類する必要があります。以下の記事を参考に、片付けも含めた分類表を作ってみましょう。
参考:【片付けのための分類法を徹底解説】これであなたも片付け上手に!


1日目は以下の4つを実施して終了です。

  1. 断捨離するための時間を確保する
  2. どこから断捨離するか、順番を決める
  3. 「預ける」選択肢と、「売る」選択肢について調べておく
  4. 分類基準を紙に書いておく

もし時間が余れば、そのまま断捨離実行してしまっても構いません。

Day 2:断捨離を実行する日

本番は以下の手順で進めましょう。

断捨離本番の日の手順
  1. 断捨離する3つの経路(捨てる、売る、預ける)を準備をする
  2. 一時置き場を準備する
  3. 全部出す
  4. 分類する
  5. 断捨離したものの後処理をする
  6. 次の時間を確保。(断捨離する場所が無くなったら終わり!)

1. 断捨離するための3つの経路「捨てる」「売る」「預ける」を準備をする

ゴミ箱の他に、「売るモノ」と「預けるモノ」をひとまとめにしておく場所を作りましょう。

袋や段ボールなどで構いません。量が多すぎて、袋に入らない場合などはマスキングテープを使うと便利です。床に線を引いて、その内側にあるものを「売るもの」、「預けるもの」とすれば分けることができます。

「捨てるモノ」、「売るモノ」、「預けるモノ」を分けて置いておける場所や袋、箱を確保できたら、3つの経路の準備は完了です。

2. 一時置き場を準備する

次は一時置き場を準備しましょう。

一時置き場は、断捨離の作業スペースとして使います。断捨離したいものを一旦全て一時置き場に出してそこから処理していきます。

普段使っている机などで構いません。なければ床にマスキングテープなどで線を引きましょう。

とにかく、何もない場所を、一時置き場として確保しましょう。

断捨離時だけでなく、普段から一時置き場を確保しておくと生活にゆとりができます。
参考:一時置き場に必須のルール2選!片付いた家でゆっくり時間を過ごそう

3. 全部出す

ここから本格的な作業に入っていきます。

Day 1で作った断捨離順リストに沿って、断捨離すると決めた場所から始めます。

中にあるものを一時置き場に全て出しましょう。

今一時置き場にある物が、今回の断捨離のターゲットです。

4. 分類する

今回の断捨離のターゲットになっている一時置き場にあるモノを準備に作っておいた判断基準に沿って1つづつ分類しましょう

少し厳しいですが、保留はなしです。

何年か前の海外旅行で買ったお土産Tシャツもこの場でどうするか決めましょう。Tシャツとして着るなら洗濯物置き場へ、思い入れがあるなら預けるBOXへ、捨てるならゴミ箱へ分類します。

一時置き場が空になったら、一旦終了です。時間に余裕があれば、1つ前の「全部出す」の手順に戻って、新しい場所に着手しましょう。残り1時間程度になったら、次のステップに進みましょう。

5. 断捨離したものの後処理をする

分類が終わったら、後処理も忘れないようにしましょう。

スピードが重要です。自分の気が変わらない今のうちに全て処理しましょう!

預けるもの:思い入れのあるものは特に後から気が変わりやすいので、すぐに申し込みましょう。どのサービスを使えば良いかわからない方は、以下の記事を参考に自分に合ったサービスを選びましょう。
参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

売るもの:こちらも気が変わらないうちにすぐに買取予約をしましょう。近くにリサイクルショップがある方はそこに持っていきましょう。近くにリサイクルショップがない、持っていくのが面倒、少しでも高く買って欲しいという方は、以下の記事を参考に買取業者を選んでみましょう。
参考:断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介

捨てるもの:ごみ収集日が決まっていて全てをすぐに捨てられない方も多いかもしれません。そんな時でもゴミの分別まではしっかりやっておきましょう

ここで意外とゴミの分類は細かいことに気づく方もいるはずです。これを機に自宅のゴミ箱を見直してみるのも良いアイデアです。
参考:ゴミ箱は片付けの第一歩【片付いた家が外さないゴミ箱のポイント6選】

後処理が終われば、本日の断捨離は完了です。次の断捨離日を決めましょう。

6. 次の時間を確保する(断捨離する場所が無くなったら終わり!)

まだ断捨離する場所が残っている場合、次の日程を決めましょう。

決め方は準備の日に行った「断捨離するための時間を確保」と同じです。半日くらいを目処に、家族も一緒に作業できる日を確保しましょう。

最後に今回の内容をまとめます。

まとめ:初めての断捨離を成功させて、スッキリした気持ちを体験しよう!

今回は断捨離の手順について解説しました。

断捨離の手順は以下の通りです。

初心者でもできる断捨離の手順

day 1:準備日

  1. 断捨離するための時間を確保する
  2. どこから断捨離するか、順番を決める
  3. 「預ける」選択肢と、「売る」選択肢について調べておく
  4. 分類基準を紙に書いておく

day 2〜:断捨離を実行する日

  1. 断捨離する3つの経路(捨てる、売る、預ける)を準備をする
  2. 一時置き場を準備する
  3. 全部出す
  4. 分類する
  5. 断捨離したものの後処理をする
  6. 次の時間を確保。(断捨離する場所が無くなったら終わり!)

この手順通りに実行すれば、あなたも必ず断捨離に成功します。

断捨離に成功すれば、物が少ないスッキリしたきれいな部屋が手に入ります

ただし、家全体の断捨離を終えるには何度か作業を繰り返す必要があります。長期的に頑張ってみよう!と思った方は、まず今日の夜、時間を作って断捨離の準備をしてみましょう。

断捨離に挑戦する前に、コツを知っておきたいという方に読んでほしい記事がこちら!

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