ゴミ箱は片付けの第一歩【片付いた家が外さないゴミ箱のポイント6選】

楽な片付け

こんにちは。hiroです。
「日本の家庭の家事負担をゼロにする」ことを目標に家事負担を減らす方法を研究しています。

今回は以下のようなお悩みを持つ方に役立つ記事です。

  • ゴミ箱を見直して家を片付けたい。
  • 家が散らかっていて、ずっと気になっている。
  • 電池など捨てにくいと感じるゴミがある。
  • 家族にもゴミ出しを手伝ってほしい。

このような悩みは、ゴミ箱を見直すことで解決できます。

高級なごみ箱は必要ありません。以下のポイントを外さないように、配置、大きさ、個数などを工夫するだけです。

片付く家が外さないゴミ箱のポイント
  1. 分別ごとにゴミ箱を準備しよう
  2. ゴミの量を把握しよう
  3. ゴミ箱の配置にこだわろう
  4. ゴミ箱本体にはこだわらず、量の確保を優先しよう。
  5. ラベルを活用しよう
  6. ゴミ袋はケチらないようにしよう

これらのポイントを押さえれば、片付けのストレスから解放され、キレイな家に住むことができるようになります。

では、詳細に見ていきましょう!

片付けにゴミ箱が大切な理由

片付けには、物を減らすことが有効です。一方、家にある物を減らす方法は、「売る、預ける、捨てる」の3つしかありません。

この捨てる量を増やすために、ゴミ箱が大切なのです。

例えば、1枚のお皿を捨てようか迷ったときに、燃えないゴミ用のゴミ箱が準備されていれば、捨てる選択をしやすくなります。逆にごみ箱が準備されていないと、捨てる準備が面倒になりそのまま元の食器棚に戻してしまうでしょう。

ゴミ箱を使いやすくすることは、片付けにおいて大切な要素です。

考え方をより深く知りたい方は以下を確認して下さい。

次は片付けやすいごみ箱を作るポイントを紹介します。

片付く家が外さないゴミ箱のポイント

ゴミ箱の置き方を決めるポイントは以下の6つです。

失敗しないゴミ箱配置のポイント
  • 分別ごとにゴミ箱を準備しよう
  • ゴミの量を把握しよう
  • ゴミ箱の配置にこだわろう
  • ゴミ箱本体にはこだわらず、量の確保を優先しよう。
  • ラベルを活用しよう
  • ゴミ袋はケチらないようにしよう

ポイントを外さないようにすれば、片付けやすいゴミ箱が出来上がります。

分別ごとにゴミ箱を準備しよう

住んでいる地域のゴミ分別を確認し、分別ごとにゴミ箱を準備しましょう。

各家庭で絶対に出ないゴミやほとんどでないゴミは1つの「その他ゴミ」としてまとめると便利です。

例えば、さいたま市で必要なゴミの分別は以下の通りです。我が家では、ライター、水銀体温計、蛍光管、スプレー缶、繊維はあまりでないゴミなので、その他として1つのゴミ箱で対応しています。

  • びん
  • かん
  • ペットボトル
  • 食品包装プラスチック
  • 古紙
  • 繊維
  • 蛍光管
  • 乾電池
  • ボタン電池・充電池
  • スプレー缶
  • 水銀体温計
  • ライター
  • 燃えないごみ
  • 燃えるごみ

こんなに準備できない!という方も安心してください。詳細は後述しますが、全てが大きなゴミ箱である必要はありません。燃えるゴミ以外は小さな箱で十分な場合が多いです。

ゴミの量を把握しよう

家庭で出るゴミの量を把握し、少し余裕を持たせたゴミ箱を準備しましょう。

環境省によると1人1日当たりのごみ排出量は890グラムで、家庭からのゴミに限ると630グラムです。令和元年の福岡市の調査によると45Lの燃えるゴミ1袋あたりの重さは平均3907gでした。

すこし雑な計算ですが、4人家族で週2回のゴミ収集の場合、45Lのゴミ箱が2.2個(約100L分)必要な計算になります。

個々の生活スタイルや家族構成や年齢によっても異なりますが、1つの目安として知っておきましょう。

ゴミ箱の配置にこだわろう

ゴミ箱の配置を考える際には、メインとサブに分けることがポイントです。

メインはゴミを分別してためておき、収集所へゴミ出しをする場所です。家に1箇所にしましょう。場所は、最も多くゴミが出る場所と最もゴミ出しがしやすい場所を基準に検討します。基本的にはキッチンがメインのゴミ置き場になりますが、間取りによっては、ゴミ出しのしやすさを優先し玄関や土間をメインにするのも良い方法です。

サブはゴミが発生しやすい場所に置いておきましょう。日常の動線に合わせてゴミを捨てることができ、片付けやすい環境が整います。一方で、ゴミ箱の数が多くなるとゴミ出しが面倒になるので置き過ぎには注意しましょう。また、小さな子がいる家庭では、赤ちゃんがゴミ箱の中身をあさってしまうことがあるため、サブゴミ箱をなくすことも良い方法です。

一般的な配置パターンを紹介します。

ゴミ箱の配置パターン①:キッチンにすべて集約

キッチンにメインのゴミ箱を設置し、サブはおかない方法です。サブがないためゴミを捨てにくくなることがデメリットです。

一方、ゴミ出しの手間を削減できること、スッキリと片付いた印象になることがメリットです。また、小さい子がいる場合はゴミ箱の中身で遊んでしまうことも避けられます。

ゴミ箱の配置パターン②:キッチンをメイン。各部屋にサブゴミ箱を配置

キッチンをメインのゴミ置き場にしつつ、他の部屋にも小さなサブゴミ箱を配置する方法です。例えば、リビングや玄関などのゴミが発生しやすい場所に小型のゴミ箱を置いておくと、日常の動線に合わせてゴミを捨てることができ、片付けやすい環境が整います。

ゴミ箱の配置パターン③:玄関をメインに、各部屋にサブゴミ箱を配置

間取りによっては、玄関をメインのゴミ置き場にするのも良い方法です。帰宅時にゴミをまとめて捨てることができる上に、すぐ外に出られるためゴミ出しがしやすいというメリットがあります。ただし、サブのゴミ箱は最低限キッチンには設置しておきましょう。

キッチンのスペースが極端に少ない場合にも有効です。

ゴミ箱本体にはこだわらず、量の確保を優先しよう。

実は、ゴミ箱は必ずしも「ゴミ箱」である必要はありません。

燃えるゴミ以外は、汚れや匂いが気になることはあまりありません。電池やお皿、古布など汚れが気にならないもの用のゴミ箱はどんな箱でもOKです。例えば、紙袋やバックでも問題ありません。

ゴミ箱を選ぶときの考え方を以下にまとめました。

ゴミ箱を選ぶときの考え方
  • ゴミ箱の大きさには余裕を持たせる。
  • ゴミ箱の大きさがたりなければ複数に分ける。
  • お手入れのしやすいものか、買い替えがしやすいものを選ぶ。
  • 匂いが気になるゴミ用でも、蓋付きで、ゴミ袋がかけやすいものであれば十分。

ゴミ箱本体にはあまり拘らず、必要な量を確保することを優先しましょう。

ラベルを活用しよう。

それぞれのゴミ箱に、必ずラベルしましょう。同時に収集日、注意点なども記載しておきましょう。正確に記載しておけば、家族もゴミを捨てやすくなり、家が自然と片付くようになります。

ゴミ収集日や、出す時の注意点などを記載すれば、パートナーも自主的にゴミ出ししてくれるようになるかもしれません。

効果的なラベリングのコツは、以下の記事で解説しています。

ゴミ袋はケチらないようにしよう

ゴミ袋はケチらないようにしましょう。

ごみ袋をケチって限界まで詰め込もうとすると、ゴミ出しのときの手間が増える上に、ゴミ箱に余裕を持たせることに罪悪感を感じてしまいます。

これでは、不要な物を捨てにくくなり、家が散らかる原因となります。

7割くらいがちょうどよい量だと考えて、ゴミ袋はケチらずに使うようにしましょう。

ゴミ箱に関するよくある質問

ここまでで紹介したポイントを押さえれば、ゴミ箱が使いやすくなり、自然と片付く家へと近づきます。

ここからは、ゴミ箱に関するよくある悩みと解決策を紹介します。

キッチンが狭くてゴミ箱を置けません。

キッチンが狭い場合、まずは使えるスペースを有効に活用してみましょう。ポイントでも解説しているように箱自体は、紙袋でもバックでも収納BOXでもOKです。使えそうな隙間や、上のスペースがないかを再度確認しましょう。

それでも狭い場合は、玄関を活用しましょう。玄関も同時に活用すれば、ゴミ箱が置けないという自体は少なくなるはずです。

以下ではキッチンのゴミ箱収納テクニックを紹介します。

シンク下にゴミ箱を収納する

海外では一般的な方法です。匂いがこもりやすい点と、ゴミを捨てにくい点がデメリットですが、見た目が最もスッキリします。

ラックや棚活用を活用する

ラックなどを組んで、下段にゴミ箱を置く方法です。ゴミ箱の上も有効活用すれば、収納力が格段に向上します。

隙間を活用する

家具と家具の隙間や、家具と壁の隙間を活用するパターンです。

幅の狭いゴミ箱を設置することも可能ですが、おすすめは、そのまま段ボール捨て場にすることです。こうすれば新しくゴミ箱を買う必要がなく、スペースも有効活用できます。

ゴミ箱本体の掃除ってどうすればいいの?

燃えるゴミやビン・カンなど食べ物関係のゴミ箱には定期的なお手入れが必要です。お手入れをしないと、ニオイの発生源となります。

なお、お皿、電球、古布など、食べ物関係以外のゴミ箱は基本的に汚くなりません。

しかし、食べ物関係のゴミ箱は基本的に大きいため、お手入れしようと思うと意外と大変です。

お手入れの選択肢は以下の3つです。

家事代行サービスにお願いする

最も費用がかかりますが、最も楽にゴミ箱を綺麗に維持する方法です。

ごみ箱の掃除は大変で、頻度は高くない家事のため、家事代行サービスにお願いするとお得なサービスの1つです。

定期的に買い替える

そこそこの費用と手間でゴミ箱を綺麗に維持できる方法です。

少し勿体無い気もしますが、安価なゴミ箱を選んで、定期的に買い替えれば、掃除のことを考える必要がなくなります。

ゴミ箱自体の廃棄は後述する「粗大ごみを安く、簡単に捨てるワザ」を使えば、簡単に廃棄することができます。

自分で掃除する

手間と時間はかかりますが、費用を抑えることができます。

重曹やクエン酸など基本的な道具だけで掃除可能ですので、時間に余裕があれば、挑戦してみましょう。

詳細な方法はオリーブオイルをひとまわしさんで紹介されているので、確認してみて下さい。

ゴミ箱のニオイ対策ってどうすればいいの?

ゴミ箱のニオイ対策は、本体の掃除が一番効果的です。しかし、いまいち面倒だという方に向けて、掃除以外のお手軽な方法を紹介します。

生ゴミを冷凍する。

ゴミが臭う主な原因は、常温で放置することで起こる腐敗、雑菌の増殖です。

生ごみと冷凍食品を隣に置くことに対する抵抗感というデメリットはありますが、腐敗しやすい生ゴミを冷凍して凍らせてしまえばニオイを大幅に減らすことができます。

株式会社SANKAさんからは冷やすゴミ箱が発売されています。少々高価ですが、生ゴミと冷凍食品は一緒に置きたくない方はこちらも検討してみましょう。

ビン・カンは洗って捨てる。

捨てる前に洗うことで腐敗、雑菌の増殖を減らせます。洗剤を使ってしっかり洗わなくても、水ですすぐ程度でも効果があります。面倒だと思わない範囲で良いので、洗うようしましょう。

ゴミ箱消臭剤を使う。

ニオイの発生源に対応することができませんが、最も手軽な方法です。

amazonなどでも安く売っているので、気軽に取り入れてみましょう。

粗大ごみが捨てにくいです。

粗大ゴミはほとんどの自治体で有料になっており、住んでいる地域によっては、1000円以上かかってしまいます。また、また、自治体によっては手続きが煩雑であり、粗大ゴミは面倒だなと感じる方も多いと思います。

そんな時は、粗大ゴミをのこぎりで小さく切りましょう。

ほとんどの粗大ゴミは、小さくすれば燃えるゴミなどで捨てることが可能です。のこぎりはamazonなどでも販売しています。

1本ノコギリを持っておけば、粗大ゴミを捨てたい時に活躍するはずです。

結論:ゴミ箱を見直して、キレイに片付く家にしよう!

今回はゴミ箱を見直して、片付く家を実現するポイントを6つ紹介しました。

紹介したポイントは以下の通りです。

片付く家が外さないゴミ箱のポイント
  1. 分別ごとにゴミ箱を準備しよう
  2. ゴミの量を把握しよう
  3. ゴミ箱の配置にこだわろう
  4. ゴミ箱本体にはこだわらず、量の確保を優先しよう。
  5. ラベルを活用しよう
  6. ゴミ袋はケチらないようにしよう

ゴミ箱を見直せば、頑張らなくても自然に片付く家に1歩近づくことができます。

これを機にゴミ箱を見直して、片付けしやすい環境づくりを始めてみてください。

以上、hiroでした!
皆さんの片付けアイデアも募集しています。
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頑張らずに片付けるにはゴミ箱以外にも重要なコツがあります。以下の記事をチェックし、頑張らなくても自然に片付く家に少しづつ近づいていきましょう!

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