こんにちは。hiroです。
「日本の家庭の家事負担をゼロにする」ことを目標に家事負担を減らす方法を研究しています。
今回は以下のようなお悩みを持つ方に役立つ記事です。
- 片付ける時間がない。
- 片付けてもすぐに散らかる。(リバウンドしてしまう。)
- 片付けたいけど、何からやっていいかわからない。
- 子供やパートナー(妻・夫)が片付けてくれない。
このような悩みを解決するには、無理なく自然に片付く家を作ることがポイントです。
無理なく自然に片付く家を作れば、頑張らなくても、スキマ時間だけで、片付いた状態をキープし、散らかっても簡単に元に戻せます。
我が家も男の子2人(0歳、2歳)子育て中のため、よく部屋が散らかりますが、すぐに元に戻せるため不満なく過ごすことができています。
そんな嘘みたいな話があるのかと疑いたくなると思いますが、この記事で紹介する工夫を実践することで、少しづつ実現していきます。
では、無理なく自然に片付く家の作り方を詳細に見ていきましょう!
無理なく自然に片付く家とは?
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無理なく自然に片付く家とは、頑張らなくても片付けられる工夫をたくさん仕掛けた家の事です。
断捨離を例に説明します。
頑張る片付けでは、休日に、おおきなゴミ袋を持って、家中の捨てられそうなモノを探し回ります。
小さな子がいる等でまとまった時間がとれないご家庭にとって、これを定期的に実施するのは大きな負担になります。
これに対し、頑張らない片付けでは、ゴミ箱を使いやすくします。
日々の生活の中で何かを捨てようか少し悩むタイミングは必ずあります。この時に捨てる選択をしやすくする工夫をするのです。
本当にそんなことで片付くのか疑いたくなると思いますが、一度仕掛ければ効果はずっと続くこと、仕掛けた後は頑張らなくて良いためたくさん仕掛けられることがポイントです。
小さな工夫をたくさん仕掛ければ、時間ととも積み重なり、その結果として大きな効果を生み出すのです。
次に無理なく自然に片付く家のメリット・デメリットを見ていきましょう。
無理なく自然に片付く家のデメリット
無理なく自然に片付く家のデメリットは片付くまでにある程度の時間がかかる点です。
今回の方法は頑張って一気に片付ける方法ではなく、日常のスキマ時間で片付く工夫を仕掛けていきます。そのため、効果が出るまで時間がかかります。
急いで家を片付ける必要がある方は、素直にプロの手を借りることをオススメします。
次にメリットを紹介します。
無理なく自然に片付く家のメリット
メリットは以下の通りです。
- 頑張らなくて良い。
- スキマ時間だけOK。
- リバウンドしない。
- 散らかってしまっても、簡単に元に戻せる。
- 家族も自然に片付けるようになる。
片付くまでにある程度の時間が必要ですが、上記の通りたくさんのメリットがあるのが、無理なく自然に片付く家です。
次は、無理なく自然に片付く家を作るために、片付かない理由を理解していきましょう。
家が片付かない理由と対策
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家が片付かない理由は、物を減らせない、モノの定位置を決められないためです。
「片付け」でやることは、大きく以下の2つに分けられます。
- 物を減らす
- モノの定位置を決める
しかし、どちらも簡単そうで実は難しい作業です。順番に解説します。
*1:元井 沙織,小野寺 敦子(2019-03-31) .
「日本における片づけに関する心理学的研究の展望」 『目白大学心理学研究』 , No15 , pp.53 – 64,
https://mejiro.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1535&item_no=1&page_id=13&block_id=21
(最終閲覧日、2023/05/08)
*2:近藤麻理恵. 人生がときめく片づけの魔法 改訂版 (Japanese Edition) (p. 25). Kindle Edition.
「物を減らす」のが難しい理由
「物を減らす」のが難しい理由は、人はものに愛着をもつ生き物だからです。
心理学の世界では「授かり効果」と呼ばれているものがあります。
自分がモノを所有した段階で自分とモノとのつながりを形成し、自分のモノに対して高い評価をする現象です。
有名人が持っていたものにプレミアがついたり、大切な人の形見などもこの効果が関係しています。
個人差はあるものの、人はそもそも物を減らすのが苦手な生き物なのです。
片付けをするにあたっては、人の「モノに愛着を持つ性質」と上手く付き合っていく必要があります。
授かり効果を詳しく知りたい方は以下のTEDをご覧ください。
参考3:Christian Jarrett(更新日) . 「なぜ私たちは持ち物に愛着をもつのか」 . TED . https://www.ted.com/talks/christian_jarrett_why_are_we_so_attached_to_our_things?utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare ,
(最終閲覧日:2023/05/08)
「モノの定位置を決める」のが難しい理由
モノの定位置を決めるには、モノを適切に分類する必要があります。しかし、この分類が実は難しい作業なため「モノの定位置を決める」のが難しいのです。
モノの定位置を決めるには、分類が必要な理由
モノの定位置を決めるには、まず適切に分類する必要があります。
例えばタオルには、お風呂で体を洗う用、子供の部活用、キャンプで使う用など、いろいろな用途があります。これを「タオル」だからと、同じ場所に収納してしまうと、取り出しにくく導線も悪くなってしまいます。
分類する作業はモノの定位置を決めるのに必須です。しかし、この分類が難しいのです。
分類は難しい作業である理由
分類は実は難しい作業です。その理由の一つにコウモリ問題があります。
こうもり問題(こうもりもんだい)とは、情報や物品を分類する際に生じる問題の一つである。例えば A にも B にも分類できる場合に、どちらに分類すればいいのか、といった問題である。
参考4:「こうもり問題」.ウィキペディア日本語版.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%86%E3%82%82%E3%82%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C
(最終閲覧日:2023/05/09)
タオルを例にコウモリ問題を考えます。
先日の夏フェスで買ったこのタオルは、思い出の品でキレイに保管したいモノでしょうか?
それとも洗面所などでガンガン使って行きたいモノでしょうか?
この問題に対して、正解はありません。判断するには、使う場面を具体的にイメージしたり、自分の気持ちをしっかり考える必要があります。
これは慣れないとかなり頭を使う作業です。
次は、片付けに必要な「モノを減らす」、「定位置を決める」のがそもそも難しいから家が片付かないという背景を踏まえて、対策を考えましょう。
一時的に頑張るより継続できる方が大切
リバウンドせず、片付いた状態を維持するには、片付けを継続することが大切です。
しかし、以下の理由からそもそも片付けは難しく、片付けるためにはエネルギーが必要です。
- 人はモノに愛着を持つため、物を減らしにくい
- 分類がそもそも難しいので、定位置を決めることも難しい
片付けを継続するには、片付けにエネルギーを注ぎ続けるか、無理なく自然に片付く工夫をしていくしかありません。
当然、片付けが大好きな方以外は、無理なく自然に片付く工夫をする方法がオススメです。
片付けに使うエネルギーを節約できれば、子育てなど、自分のやりたいことにエネルギーを使えます。
また、このように見ていくと、片付けはそもそも難しいものです。みんな悩んでいるので、あなただけがそんなに深く悩まなくて大丈夫!ということがわかりますね。
では、無理なく自然に片付けるためにはどうすればよいのでしょうか?
家にあるモノの流れを変えよう
無理なく自然に片付けるには、モノの流れを変えましょう。
モノの流れを少しでも変えられれば、最初は小さな変化かもしれませんが、時間とともに積み重なり、その結果として大きな効果を生み出します。
家にあるモノの流れは以下の通りです。
- 買う、もらうなどでモノが入ってくる。
- 使いやすく収納する。
- 捨てる、売るなどでモノが家から出ていく。
片付く家にするためには、モノ流れを変える仕掛けを生活の中に取り入れていくことが重要です。
次の章では、無理なく自然に片付ける具体的な方法を解説します。
無理なく自然に片付く家にする3つのポイント
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無理なく自然に片付く家にする基本的な考え方は以下の通りです。
- 入り口を絞る
- 使いやすくしまう
- 出口を広げる
入り口を絞りつつ、出口を広げてモノが増えない環境を整えて、リバウンドしないように使いやすく収納すれば、頑張らなくてもスキマ時間のみで片付く家が完成します。
順番に詳しく解説します。
ここで紹介する工夫は上から順番に実施する必要はありません。ご家庭の状況に合わせて取り入れやすいものから取り入れて下さい。
入り口を絞って家に入るモノを減らそう
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モノの入り口を絞って、家に入ってくるモノの量を減らしましょう。
片付けと言うとどう収納するかが重視されやすいのですが、どう物を買うかも重要です。
家に入ってくるモノの量を減らせば、その後の分類、収納、廃棄の手間も減ります。入り口を絞る事は最も手間なく片付けを進めることができる実はコスパの良いポイントです。
具体的な工夫を紹介します。
不要な郵便物ができるだけ届かないようにする。
不要な郵便物が届かないようにしましょう。
例えば、以下のような工夫が挙げられます。
- なにかの会員登録を行う時に、ダイレクトメールの送付をNoにする
- 請求書など電子化できるものは積極的に電子化していく
- チラシお断りステッカーなどをポストに貼る
簡単にできる工夫なので、積極的に取り入れましょう。重要な郵便物しか届かなくなれば、ストレスが1つ減りますよ。
レンタルを積極的に活用する。
使用頻度が低く、あまりこだわりがないものは、レンタルしましょう。
レンタルすれば、収納や、廃棄のことを考えずにすむため、片付けに大きな効果があります。
- 来客用の布団
- 結婚式お呼ばれ用のドレス
- 礼服
- スノーボード・スキー
- キャンプ用品
何かを買う時は、レンタルできないか一度立ち止まって考えましょう。
服を制服化する。
服がクローゼットに入り切らない!と悩んだことはありませんか?
そんなときは、服の定数化をしましょう。
服の定数を決めれば、服がありすぎてクローゼットに入り切らないということが無くなります。
- ノートを準備
- 自分のコーディネートが何パターンあればよいか考える
- 雑誌を集める
- お気に入りのコーディネートを切り抜いてノートに貼る。
- 自分に必要なコーディネート集が完成。
自分に必要なコーディネート集がわかれば、これを基準にクローゼットの中から不要なモノを捨てて、足りないモノは新しく購入することで、一気にクローゼットの中身がキレイになります。
自分に必要なコーディネート集を考える作業は少し時間はかかりますが、楽しい作業なので、作成してみてください。
詳細な作り方を知りたい方は以下の記事を参照ください。
参考:私服を制服化したい人のための完全ガイド【あなたに必要な服はいくつ?】
洗剤をシンプルに統合する。
家にいくつ洗剤がありますか?
トイレ用、食器用、洗濯用、お風呂用、ハンドソープ、等など、たくさんあるのではないでしょうか。
ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんによると家の掃除に必要な洗剤は5つでOKです。*4
- 重曹
- クエン酸
- 過炭酸ナトリウム
- アルコール
- 石鹸
我が家もこの考え方を取り入れて、洗剤の本数を減らすことができました。
家がスッキリ片付く上に、それぞれまとめ買いができるようになるため節約効果もありました。
*4:本橋ひろえ. ナチュラルおそうじ大全 (p. 5). 主婦の友社. (2019)
ストックを適切に管理する
食材、調味料などのストックを持ちすぎてませんか?
ストックの持ちすぎは、部屋のスペースを圧迫し、散らかる原因になります。
これは在庫管理をマスターすれば改善することができます。在庫管理と言っても特に難しいことはありません。以下のポイントを押さえるだけです。
- 在庫を補充するタイミング(発注点)を決める
- 先入れ、先出しで補充する
上記のポイントを押さえれば誰でも簡単に在庫管理を行うことができ、ストックの持ちすぎを改善することができます。
以下の記事では、初めての方でも在庫管理ができるように、在庫管理を始める手順と日常でどう運用していくかを具体的に解説しています。
参考:トヨタに学ぶ家庭でも出来る在庫管理術【日用品のストックはもう切らさない】
amazonをパントリー代わりにする
日用品をストックする収納場所がない!と悩んでいる場合は、amazonを使い倒しましょう。
- amazonの配送はほぼ翌日には届くため、よほど緊急ではない限りは在庫切れに悩まされない。
- amazonは在庫が豊富なため品切れがほぼない。あっても代替品がすぐに見つかる。
- Prime会員なら送料もほぼ無料。
確かにamazonの小物は価格がすこし割高な時もあります。しかし、amazonをパントリー代わりにして、家に在庫を持たなければ、部屋を広く使うことができます。
ここまで、入り口を絞って家に入るモノを減らす方法を紹介してきました。次の章では、収納する時のポイントを解説します。
取り出しやすさと片付けやすさを最優先に収納する
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収納する時は、取り出しやすさと片付けやすさを最優先ににしましょう。
収納と言うと「限られた収納スペースにどれだけ効率よく多くのモノを収納できるか」といったテクニックが良く注目されますが、これは最優先にする目的ではありません。
- 片付けにくい収納では、そのうち片付けなくなる。
- 取り出しにくい場所に収納されたモノは、そのまま忘れられる。
- 使いやすい収納だた、探し物、紛失、買いすぎ、在庫切れが減る。
収納の使いやすさは、暮らしやすさに直結します。
ここからは収納する時の具体的なポイントを説明します。
モノの分類方法をマスターしよう
モノの分類方法をマスターしましょう。
使いやすく収納するには、モノがいつ、どこで、どのように使われるかを明確にする必要があります。
モノがどう使われるかが明確になっていないと、どこに収納すべきかがわからないためです。
しかし、実際に分類してみるとどうすれば適切に分類できるのか迷う方も多いのではないでしょうか?そんな方は、以下の記事を確認してみてください。誰でも簡単に物を分類できるようになる具体的な方法を解説しています。
参考:【片付けのための分類法を徹底解説】これであなたも片付け上手に!
一時置き場をつくろう
一時置き場をつくりましょう。
一時置き場とは、一時置き場は家の中で常に空いている自由に使って良いスペースのことです。
一時置き場をうまく活用できれば、生活にゆとりを生み出すことができます。例えば、疲れて帰ってきた時に、一時置き場に全て荷物をおいて一息つけば、気持ちに余裕が生まれます。余裕ができてから片付ければストレスが減ります。
ただし、一時置き場を効果的に活用するためには「一時置き場以外の場所にモノを放置しない」「定期的に空にする」というルールがあります。
以下の記事で詳細に解説しているので、気になる方はチェックしてください。
参考:一時置き場に必須のルール2選!片付いた家でゆっくり時間を過ごそう
ラベリングは必ず実施しよう
ラベリングをしないと、リバウンドする原因になります。
片付けでは、モノの定位置を決めるのが大切です。
しかし、決めた時にラベリングをしないと、決めた定位置がいつの間にか曖昧になっていきます。
決めた位置が曖昧になると最終的にはモノを定位置に戻さなくなり、リバウンドに繋がります。
家族にもわかりやすく、効果的にラベリングするには基本ルールを知ること、自分に合った継続できるラベリング方法を見つけることが大切です。詳細は以下の記事を参照してください。
参考:ラベリングをマスターして家族全員が使いやすい収納を作ろう!
物の定位置を決めるポイントを知ろう
物の定位置を決めるポイントを知っておきましょう。
物の定位置を決める事は、片付けにおける重要な要素です。しかし、適切な定位置決めるのは簡単ではありません。適切な定位置を決めるためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 使う場面
- 使う頻度
- どこで使うのか
- 自分のやる気と必要性
- 使えるスペース
全てが完璧な収納場所はないため、5つのポイントをバランスよく考慮し、完璧ではなく最適な場所を探しましょう。
以下の記事では、モノの定位置が決められない方向けに、詳しい解説や、実際に物の住所を決める具体的な手順を紹介しています。
参考:【物の住所が決められない方へ】収納場所の決め方の完全ガイド
収納に使う箱の大きさは片手で持てるサイズにしよう
収納に使う箱の大きさは、片手で持てるサイズに統一すると便利です。
- 小さいので重くなりすぎないため、移動させやすい。
- 箱同士を入れ替えるだけで整理ができる。
- 小さな隙間や棚にも入れられるため空間を有効活用しやすい。
- 大きな箱の奥に入っているものは分かりにいが、小さな箱なら奥まで確認しやすい。
収納に使う箱の大きさを片手で持てるサイズに統一するだけで、柔軟性があり、より多くの物が入る収納を簡単に作る事ができます。
センスなしでおしゃれな収納を作るコツは統一感
「おしゃれな収納にしたいけど、センスに自信がない」という方は、同じ箱を大量に並べる方法をオススメします。
- サイズや形が揃っているので、統一感が出て、すっきりとした印象になる。
- ただ箱を買うだけなので、誰でも簡単にできる。
センスに自信がない方は同じ箱を大量に並べる方法を試してみてください。ただ同じ箱が大量にあれば、特にメーカーや色などの指定はありません。
これだけで、驚くほどおしゃれな収納が簡単にできあがります。
どんな箱を選べばいいか迷ってしまう方のためのオススメ
そう言われてもどんな箱を選べばいいか迷ってしまう方もいると思います。
そんな時は無印良品さんの「やわらかポリエチレン」を選んでおけば失敗しません。
- サイズバリエーションが豊富で、ほとんどの棚に収まる。
- 無印良品さんの定番商品として定着しているため、大きなモデルチェンジや廃盤になるリスクが少ない。
モデルチェンジや廃盤のリスクが低いことは、今後の買い足しを考えた際にとても大切な要素となります。
収納グッズには意外と流行りがあります。そのため、数年に渡って安定して販売され続けている製品は以外と少ないのです。
収納は安易に増やさないようにしよう
収納が不足していると感じた時、つい収納を増やしたくなりますが、オススメできません。
収納不足の時には、「モノを減らす」→「モノを預ける」→「収納を増やす」の順番で対策しましょう。
理由は以下の2点です。
- 家の広さは簡単に拡張できないため、収納スペースも無制限に増やせない
- スペースが増えるとモノが増えて管理が煩雑になる
「モノを減らす」→「モノを預ける」→「収納を増やす」の3ステップで対策をとれば、最小限の手間と費用で収納不足を解消することができます。
収納不足への対策についてより詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。
参考:【収納が足りない】狭い部屋でも収納力を増やす3STEPとは?
大掛かりな収納づくりはプロに任せよう
部屋全体の収納レイアウトを変更するときや、大きな棚などを購入する際にはプロに頼ることをオススメします。
収納づくりは、実施頻度は低く、かつ時間がかかるものです。自分で頑張るより、プロに任せた方が早く、使いやすく、おしゃれな収納が完成します。
例えば、IKEAさんのプランニングサービスや、MUJIさんのくらしの相談などのサービスがあります。
部屋全体の収納レイアウトを変更するときや、大きな棚などを購入する際にはプロに頼りましょう。
収納を作るときのポイントは以上です。次は出口を広げるポイントを見ていきましょう。
出口を広げて、家に溜まったモノを減らそう
![](https://shikumikaji.com/wp-content/uploads/doors-1024x576.jpg)
モノの出口を広げて、家に溜まるモノを減らしましょう。
具体的な工夫は以下の3点です。
- ゴミ箱を工夫して捨てやすい環境を作る。
- 「預ける」という選択肢を増やす。
- 売却慣れしておく。
出口を広げられれば、自然とモノが減っていく環境を作る事ができます。
それぞれの工夫について順番に説明します。
実行しやすくて効果的なので、片付け初心者はここから始めましょう。
ゴミ箱を工夫して捨てやすい環境を作る。
「捨てる」というのは、モノの出口として、最も頻繁に使うものです。
そこで大切な役割を果たすのがゴミ箱です。
ゴミ箱を使いやすく整えることで、自然と捨てるモノを増やせます。
例えば、使わない茶碗を捨てようか少しだけ迷った時を想像してください。
この時に、燃えないゴミ用のゴミ箱がないと、わざわざゴミ箱を準備するのが面倒になり、とりあえず食器棚においてしまう方も多いのではないでしょうか。
この時にきちんと捨てられる環境があれば自然とモノは減っていきます。
捨てようかなと迷った時にいつでも簡単に捨てられるようにゴミ箱を準備しておくことが大切です。
片付けやすいゴミ箱の作り方を知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
参考:ゴミ箱は片付けの第一歩【片付いた家が外さないゴミ箱のポイント6選】
「預ける」という選択肢を増やす。
「預ける」という選択肢を持ちましょう。
この方法はまだ一般的ではありませんが、モノの出口を大幅に広げることができます。
他の選択肢と異なるのは、取り戻そうと思った時に取り戻せることです。これにより、処分することへの心理的ハードルが大きく下がります。
使わないけど捨てられないモノや、今は必要ないけど将来使うかもしれないモノを預ければ片付けが大きく進みます。
預ける方法の一つとして、トランクルームサービスを利用することができます。
トランクルームサービスには「屋外型」「屋内型」「宅配型」の3種類がありますが、家庭で片付けをする場合は、宅配型のサービスがおすすめです。
宅配型トランクルームサービスは、「屋外型」「屋内型」に比べて料金が安く、便利なためです。
最低月額は320円からで、荷物の出し入れも宅配で行えるため、ご家庭で活用するのに最適な手軽さです。
宅配型トランクルームについて詳しくしりたい方は以下の記事をご覧ください。
参考:【宅配型トランクルームおすすめ3選】自分に合ったサービスが見つかる!
売却慣れしておく。
物を売却したことがなければ、売却慣れしておきましょう。
買取サービスかメルカリなどのフリマサービスを使ってみて物を売るということに慣れておくことは出口を広げる上で重要です。
高価だけど、もう使わないものは捨てにくく家に溜まりがちです。こうしたものに対して、「売る」という選択肢があると片付けもグンと進みます。
売却という選択肢のハードルを下げるためにも、1度はメルカリや、買取サービスを使ってみることをオススメします。
一度買取業社にお願いしてみようと思った方は以下の記事を参考にしてください。
参考:断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介
まとめ:自然に片付く家で快適に過ごそう
![](https://shikumikaji.com/wp-content/uploads/relax-time-1024x576.jpg)
今回は自然に片付く家にする工夫について解説しました。
自然に片付く家にするポイントは以下の通りです。
- 入り口を絞る
- 使いやすくしまう
- 出口を広げる
今回紹介した工夫を生活に取り入れていくことで、頑張らなくてもスキマ時間だけで片付いた状態をキープし、散らかっても簡単に元に戻せる家に変化します。
中には難易度が高いものも含まれていますが、まず取り入れやすい工夫から取り入れてみてください。
以上、hiroでした!皆さんの片付け負担が減れば嬉しいです。
皆さんの家事負担を減らすアイデアも募集しています。
ぜひコメントしてください!
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