- 宅配型トランクルームって便利そう!
- だけど、細かいルールが複雑すぎるし、どこが信頼できるのかわからない・・・
- 自分に最適なサービスってどれ??
宅配型トランクルームは便利です。
しかし、サービス選びは難しいのも事実です。サービス選びに失敗すると、
- 汚れていた
- 壊れていた
- 取り出す時に大きな費用を請求された
といったトラブルに直面するかもしれません。
国土交通省による調査*1によると、トランクルームサービスに関するトラブルには、利用した物品にカビや汚損が生じたり、埃がかぶるなど品質面に関する内容が多いという報告があります。
しかし、こうしたトラブルは基礎知識を学んで、適切なサービスを選ぶことによって避けられます。
本記事では、以下の内容を紹介します。
- トラブルを避けるサービスの選び方の基礎知識
- 客観的な信頼性が担保されたオススメサービス7選
一緒に学んで賢い消費者になりましょう!
*1 国土交通省,「トランクルームサービスの実態に関する調査 2005」,
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/tr-report.pdf,
(最終閲覧日:2026/03/01)
信頼できる宅配型トランクルーム7つを比較表
| minikura | サマリーポケット | エアトランク | WEB収納庫 | Coinstock | sharekura | 2nd STORAGE | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Good point | 迷ったらコレ。信頼性高く、オプション豊富。さらに1年以上保管で割引ありと、総合評価高い。 | 総合評価高い。 独自の無酸素保管サービスあり。 | 大型荷物対応なのに送料無料。 | 現地出し入れ可 高い信頼性 | タイムカプセルとして使える独自プランあり 引越し用のプランあり。 | 安い | 大型荷物が得意。 引越し特化プランあり。 |
| Bad point | 大型荷物は不可 | 大型荷物は苦手 (スーツケース、ゴルフ用品、スキー、スノーボードのみ可) | アイテム管理なし。 | アイテム管理なし 送料は基本的に実費 | アイテム管理なし | 温湿度管理なし | 小物は苦手 諸条件によって料金が複雑に変動 |
| 信頼性 | |||||||
| 月額の目安(税込) 条件により大きく変動 | 320~660円 | 箱:330~695円 大型:795~895円 | 2680~ | 275~2200円 | 140~180円 | 箱:110~550円 スキーなど:660~1650円 大型:5500円~ | 6600~13200円 短期利用:26400円〜 |
| アイテム管理 | ⚪︎ | ⚪︎ | – | – | – | ⚪︎ (現在受付停止中) | – |
| 大型アイテム | – | △ スキー・スノーボード・ゴルフのみ可 | ⚪︎ | △ スキー・スノーボード・ゴルフのみ宅配可 他は持ち込みのみ対応 | – 引越し用途のみ可 | ⚪︎ | ⚪︎ |
| 本専用プラン | ⚪︎ | ⚪︎ | – | – | – | ⚪︎ | – |
| ハンガー保管 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | – | – | – | ⚪︎ |
| クリーニング | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | – | – | – | ⚪︎ |
| 廃棄・フリマ | ヤフオク!出品など 廃棄:無料 | 有料で廃棄可 | – | 廃棄可(要相談) | 廃棄サービス:50円~/kg | – | ⚪︎ |
| 引越し用途 | – | – | – | △ 持ち込みなら可 | ⚪︎ | ⚪︎ 一部エリアのみ | ⚪︎ |
| 対象エリア | 全国 | 全国 | 首都圏・阪神 愛知の一部エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 東京都(離島を除く) 横浜市・川崎市 |
表だけでは、難しい単語があってよくわからない方もいるかもしれません。ここからは自分に合った信頼できる宅配型トランクルームを選ぶ方法を解説していきます。
おすすめ7つの宅配型トランクルームの詳細情報
それぞれのサービスについて詳しく解説します。
minikura|宅配型トランクルームの老舗
小物だけ預けるなら、minikuraで間違いなし!
月額320円〜(税込)
1950年創業で美術品・ワイン・貴重品保管事業や映像・フィルム・文書保管事業も行っている寺田倉庫さんが直営で提供するサービスがminikura。
大切な品物を預けるのに大切な信頼性はバツグンで、価格の面を見てもNo1のサービスです。
ダンボールに入るくらいの小物を預る場合、これを選べば間違いありません。
| 価格 | 最低利用月額:(税込)320円/月〜 預け入れ体積1リットルあたりの価格も最安 保管期間1年以降の取り出し送料が無料 |
| 信頼性 | 国土交通省 優良トランクルーム認定第1号! 美術品、ワインの保管も行う寺田倉庫の直営 再寄託も”やむを得ない場合”のみ |
| 写真撮影 サービス | 1箱につき30点まで、中身の撮影あり (月額保管料380円〜) |
| 最大 サイズ | 最大38x68x45cm3 大物を預けられない。 |
大物は預けず、ダンボールに入るような小物だけを預ける場合はminikuraで間違いありません。
月額保管料380円〜のMONOプランをオススメです。
MONOプランは、寺田倉庫さんのスタッフの方が、預けたモノを1つ1つ個別に写真撮影をしてくれます。そのため預けたいものをダンボールに適当に入れるだけで部屋が片付きます。
関連記事: 【簡単】minikuraで家を片付けよう【口コミや評判は?】
サマリーポケット|高い知名度
スノーボードや、ゴルフバック等も預けたいならこれ!
月額330円〜(税込)
スノーボードや、ゴルフバック用のプランも準備されているのがサマリーポケット。
信頼性、価格とも申し分ありません。
預けたいものがダンボールに入るような小物に加え、スーツケース、スキー・スノーボード、ゴルフバッグを預けたい場合は、これを選べば間違いありません。
| 価格 | 330円〜(税込み) ボックス単位の取り出しは1,100円/箱 アイテム単位の取り出しは880円/1アイテム 預け入れ体積1リットルあたりの価格は minikuraよりも少し高い。 |
| 信頼性 | minikuraを展開する寺田倉庫さんと 三菱倉庫さんで荷物を管理! |
| 写真撮影 サービス | 1箱につき30点まで、中身の撮影あり (月額保管料394円〜) |
| 最大 サイズ | ダンボール以外に以下を預けられます。 スーツケース、スキー スノーボード、ゴルフバッグ |
ダンボールに入るような小物に加えてスーツケース、スキー・スノーボード、ゴルフバッグも預けたい場合はサマリーポケットで間違いありません。
2nd STORAGE|大物の荷物が得意
宅配型トランクルーム業界では一般的に、送料がかかるため大物を受け入れてくれるサービスは限られます。
そんな中でも、2nd STORAGEは大型荷物対応で、送料も無料の貴重なサービスです。
エアトランクと似ていますが、セカンドストレージはゲオが運営しているということで抜群の信頼性があります。
対象エリアが限られますが、大きな荷物を預けたい人は2nd STORAGEが味方になってくれます。
| 価格 | 4,400 円/月〜(税込) 預け入れ・取り出しの送料全て無料 |
| 信頼性 | ゲオストア、セカンドストリートでお馴染みの株式会社ゲオが運営 |
| 写真撮影 サービス | お預かりしたお荷物は1点ずつ外観を撮影 |
| 最大 サイズ | 長さ2.5M / 幅1.5M / 高さ2Mを超えない荷物 この大きさの荷物を預けられるのは宅配型サービスとしては、かなり貴重。 |
- 大型荷物を預けたい!
- プライム市場上場企業が運営する安心感!
- 24時間有人警備+機械警備のセキュリティ!
- ダンボールに入らないものでも預け入れができる!
関連記事: セカンドストレージの本当の評判|全口コミ39件を収集・分析した結果
エアトランク|大物の荷物が得意
大物を預けたい人、出し入れが頻繁な人はこれ!
最低月額2948円〜(税込)
最低月額が高いものの、送料無料で大型の荷物も預けられるの貴重なサービス。
2nd Storageと似ていますが、以下の点で異なります。
- ダンボールの中身の撮影は不可。
- 会社の規模は2nd strageよりも小さい。
- しかし、大型対応の宅配型トランクルームサービスのパイオニア。ベンチャーらしいスピード感ある対応。
- 容積単価が安い。
対象エリアが限られますが、大きな荷物を預けたい人や、出し入れが頻繁な方はエアトランクを選びましょう。
| 価格 | 月2,948円〜(税込) 預け入れ・取り出しの送料全て無料 |
|---|---|
| 信頼性 | 国土交通省の規定に則った大型倉庫で保管 セキュリティや災害対策にも万全 保管温度は10~28℃ 保管湿度:65%以下 |
| 写真撮影 サービス | 預けた荷物は写真撮影してくれます。 ただし、ダンボールごとの撮影のみ。 中身の撮影なし。 |
| 最大 サイズ | 1個あたりの重量が15kg以内 1辺の長さが180cm以内 3辺の合計が240cm以内 制限以内であれば、なんでも預け放題は宅配型サービスとしては、貴重。 |
大きな荷物を預けたい方や、出し入れが頻繁な方はエアトランクで間違いありません。
CoinStock
特徴
CoinStockは、美術品や専門機材も扱う倉庫・運送の専門企業である中野産業が運営。
CoinStockの3つのメリット
- 高い保管品質:プロ仕様の本格的な倉庫環境
- 続けやすい低価格:月額140円〜
- プライバシーの尊重:CoinStockでは、原則として預けた箱を開封しません。
| 価格 | 月額140円〜 |
|---|---|
| 信頼性 | 中野産業直営 寄託契約 温度管理:5℃~30℃ 湿度管理:40~65% |
| 写真撮影 サービス | なし。 代わりに原則として預けた箱を開封しないため、プライバシーが確保されます。 |
| 最大 サイズ | 実質無制限 1貨物あたり重量2.5 t(2,500KG) 程度までであれば、取扱可 ただし、送料は別 |
- 保管環境の質は絶対に妥協したくない。
- 価格はできるだけ抑えたい…。
- 個人的なものだから、箱の中身は見られずに預けたい。
関連記事:CoinStock(コインストック)とは?高品質・低価格、プライバシーにも配慮された宅配型トランクルーム
Web収納庫
特徴
Web収納庫は、老舗の倉庫業者である大嘉倉庫株式会社直営のサービスです。
Web収納庫の3つのメリット
- 宅配と直接訪問のハイブリッド型:普段は「宅配」で手軽に、いざという時は「直接訪問」で安心。この“いいとこ取り”ができる利便性は、他社にはない最大の魅力です。
- 非常に高い信頼性:法律で荷物が守られる寄託契約、国の基準をクリアした優良トランクルーム認定、そして倉庫業者の直営という3つが揃った最高ランクの信頼性です。
- 長期利用がお得:1年以上利用で取り出し送料が無料になります。長期保管が前提なら、大きくコスト削減ができます。
| Good point | 現地出し入れ可 高い信頼性 |
|---|---|
| Bad point | アイテム管理なし 送料は基本的に実費 |
| 信頼性 | |
| 月額の目安(税込) 条件により大きく変動 | 275~2200円 |
| アイテム管理 | – |
| 大型アイテム | △ スキー・スノーボード・ゴルフのみ宅配可 他は持ち込みのみ対応 |
| 本専用プラン | – |
| ハンガー保管 | – |
| クリーニング | – |
| 廃棄・フリマ | 廃棄可(要相談) |
| 引越し用途 | △ 持ち込みなら可 |
| 対象エリア | 全国 |
東京都中央区にある倉庫へ車でアクセスできる方が最もおすすめです。
実は、宅配と直接出し入れ(セルフ型)どちらも出来るトランクルームはかなりレアです。
Web収納庫は、宅配とセルフのいいとこ取りが可能な数少ないハイブリッド型サービスです。
東京都中央区にある倉庫へ車でアクセスできる方は、ハイブリッドサービスの利便性を享受できるでしょう。
関連記事:Web収納庫とは?宅配とセルフのいいとこ取りで信頼性も高いトランクルーム
シェアクラ
特徴
倉庫・物流業界のプロフェッショナル集団「イーソーコグループ」が運営しているのがシェアクラ。
シェアクラはシンプルに安く、安全に預かることに特化したプロフェッショナルなサービスです。
ヤフオク対応、クリーニングなど細かなサービスを省き、シンプルに安く、安全に預かることに特化しているのがシェアクラです。
| Good point | 安い |
|---|---|
| Bad point | 温湿度管理なし |
| 信頼性 | |
| 月額の目安(税込) 条件により大きく変動 | 箱:110~550円 スキーなど:660~1650円 大型:5500円~ |
| アイテム管理 | ⚪︎ (現在受付停止中) |
| 大型アイテム | ⚪︎ |
| 本専用プラン | ⚪︎ |
| ハンガー保管 | – |
| クリーニング | – |
| 廃棄・フリマ | – |
| 引越し用途 | – |
| 対象エリア | 全国 |
- 細かなオプションは不要
- コスパが大切
- シンプルなプランが好きな方
シェアクラは細かなオプション対応はあえてせず、安く、責任もって預かることのみに特化したサービスです。東京都23区限定ですが、大型荷物も対応です。
関連記事:独占取材|シェアクラはなぜ安い?代表が語るその秘密|自宅もオフィスもスッキリ片付く新常識
宅配型トランクルームのトラブルを避けるサービス選びの基礎知識
信頼できる宅配型トランクルームか見分けるには以下の5つをチェックしましょう。
- 契約が寄託契約になっているか?
- 倉庫業登録を受けているか?
- 国土交通省認定の優良トランクルームであるか?→ここまでが最低ライン
- 再寄託はやむを得ない場合のみか?
- 各社独自の工夫があるか?
最低でも3つ目の基準までは満たしているサービスを選びましょう。
4. 再寄託、5. 各社の工夫は、こだわりがあればで十分です。
難しい単語がたくさん出てきますが、できるだけわかりやすく解説します。
1. 契約形態:寄託契約か賃貸借契約か
トランクルームサービスの契約には、大きく「寄託契約」と、「賃貸借契約」があります。これが、「寄託契約」であるサービスを選びましょう。
それぞれの契約内容は大まかには以下のとおりです。
- 寄託契約とは?:モノを保管してもらう契約
- 賃貸借契約とは?:モノを保管するスペースを借りる契約
一般的には、この契約形態の違いによって、物品の保管責任がサービス提供者側にあるか、ユーザー側にあるかが変わります。
- 寄託契約:サービス提供側が保管責任を持つ。
- 賃貸借契約:ユーザー側で保管責任を持つ。
賃貸借契約となるサービスを結んでしまうと、物品が汚れたり、壊れたりしても「自己責任」となってしまいます。必ずサービス側に保管責任がある「寄託契約」のサービスを選びましょう。
参考:寄託と倉庫賃貸借の違い(倉庫業の登録が必要な場合). (2024). Retrieved 21 November 2024, from https://unsogyokyoka-osaka.com/kitakusoukochintaishakuchigai/#001
2. 倉庫業登録を受けている事業者か
サービスの提供者が倉庫業登録を受けているかを確認しましょう。国土交通省による倉庫業の解説は以下の通りです。
倉庫業とは、寄託を受けた物品を倉庫において保管する事業であり、原料から製品、冷凍・冷蔵品や危険物に至るまで、国民生活・経済活動に欠かせない多種多様な物品を大量かつ安全に保管する役割を担っています。
他人の貴重な物品を預かるという営業倉庫の特性から、倉庫業を営むにあたっては倉庫業法に基づく登録を受ける必要があります。登録を受けるためには、保管する物品に応じた倉庫施設の基準をクリアした倉庫であること、倉庫ごとに一定の要件を備えた倉庫管理主任者を選任すること等が必要となります。
物流:倉庫業法 – 国土交通省. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu05100.html
倉庫業登録を受けているかの確認方法は以下の2通りあります。
国土交通省の登録倉庫事業者棟別リストから確認:国土交通省のWebサイトにあるリストから検索することができます。ただし、若干見にくいので簡易的には以下の方法で確認可能です。
寄託契約かどうか:実は法律上、倉庫業法に基づいて倉庫業の登録を受けた倉庫会社に限って寄託を受けることができます。そのため、寄託契約かどうかで自動的に倉庫業登録の有無も確認可能です。
参考:寄託と倉庫賃貸借の違い(倉庫業の登録が必要な場合). (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://unsogyokyoka-osaka.com/kitakusoukochintaishakuchigai/#002
基本的には、寄託契約になっていればここはクリアしていると考えて良いでしょう。
3. 国土交通省の優良トランクルーム認定を受けているか
優良トランクルーム認定を受けている事業者を選びましょう。
国土交通省は、倉庫事業者の行うトランクルームサービスのうち、一定の設備や消費者保護に資する体制を備えたものを優良トランクルームとして認定しています。
温度、湿度、防塵、相談窓口の設置など、さまざまな基準で審査されます。
寄託契約を受けられる倉庫事業者のトランクルームのうち、一部しかこの認定が受けられません。
優良トランクルーム認定を受けている事業者はいわば国のお墨付きです。優良トランクルーム認定を受けているサービスに預ければ、少なくとも自宅の物置よりは良い保管環境であるを考えて差し支えないでしょう。
参考:トランクルームの利用案内について. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.nissokyo.or.jp/trunk/
参考:国土交通白書. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h14/H14/html/E2043300.html
4. 再寄託が前提か、”やむを得ない場合”のみか
再寄託とは、みなさんからモノを預かったサービス事業者が、さらに他の事業者へ預けることです。
再寄託が前提となっているか、”やむを得ない場合”のみかは一つのチェックポイントです。ほとんどのサービスは利用規約に再寄託について記載があるので確認しましょう。
補足:”やむを得ない場合”って??(クリックで詳細を開く)
一般的には倉庫が満杯になってしまった時や、地震・火事などの災害により倉庫が使えなくなってしまった場合などが該当します。法律上も、”やむを得ない場合”は再寄託を認めており、状況によっては再寄託が必要になる場面もあるのです。ただし、”やむを得ない場合”の法律的な解釈は難しい部分です。詳細は以下のリンク先を参照してください。
参考:弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ(兵庫県弁護士会). 倉庫業における「やむを得ない事由」に基づく再寄託. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://segou-partners-logistic.com/2023/09/21/warehouse/
再寄託があると、倒産や保管の質に対するリスクが上がります。みなさんがモノを預けた事業者だけでなく、再寄託先の事業者の影響を受けることなってしまうためです。
ただし、一般消費者向けのトランクルームサービスは、消費者向けのサービスが得意な事業者と、保管のプロである倉庫事業者が協力して、サービスを提供するのが一般的です。再寄託が”やむを得ない場合”のみのサービスにこだわりすぎると逆に選択肢がなくなってしまうため、「出来ればクリアしたい」程度の感覚で捉えましょう。
なお、預かることに責任を持つのが寄託契約です。倒産など何かあった際にも責任を持って荷物は返還されることが通常なので過度な心配は不要です。
5. 湿度や温度、セキュリティの独自の工夫
ここまでくれば、あとは各社の工夫を比較しましょう。温度湿度管理や、セキュリティなど、各社さまざまな工夫をしています。
ここまでが信頼できる宅配型トランクルームサービスを見分けるチェックポイントの解説です。
- 契約が寄託契約になっているか?
- 倉庫業登録を受けているか?
- 国土交通省認定の優良トランクルームであるか?→ここまでが最低ライン
- 再寄託が前提か、”やむを得ない場合”のみか
- 各社独自の工夫があるか?
最低でも3まではクリアしたサービスを選びましょう。
次に宅配型と通常のトランクルームの違いについて見ていきましょう。
宅配型トランクルームと、通常のトランクルームの違い

宅配型トランクルームは、荷物を自宅から発送し、そのまま保管のプロに大切な荷物を預けるサービスです。
一般的なトランクルームとの違いは、荷物の出し入れ方法です。
- 一般的なトランクルーム:自分で荷物の出し入れする
- 宅配型トランクルーム:荷物の出し入れを宅配を使って行う
荷物の出し入れ方法が違うだけで、一般的なトランクルームとは大きく性質が変わります。メリットとデメリットを見て理解を深めましょう。
宅配型トランクルームのメリット
宅配型トランクルームのメリットは、以下の通りです。
リーズナブル:320円〜の値段で利用できます。通常のトランクルームは1部屋などより大きい単位での契約になるため、最低でも数千円/月かかることがほとんどです。
自分で荷物を運ぶ手間がない:通常のトランクルームは自分で荷物の出し入れを行うため、車が必要になります。また立地も厳選する必要があります。
柔軟性が高い:宅配型ではダンボールの箱数で預け入れる量を調整できます。通常のトランクルームは1部屋で足りない場合、2部屋目の契約が必要になります。また、隣の部屋が空いている保証もありません。
契約・解約が簡単:一般的なトランクルームは、審査があったり、鍵の受け渡しがあるなど、家の賃貸契約に近い手間がかかります。宅配型なら、スマホのみで簡単に始められ、解約も簡単です。
保管環境が良い:一般的なトランクルームは、倉庫自体のエアコンがない場合もあります。また、倉庫内の管理は借りた本人が行うことが一般的です。一方、宅配型トランクルームであれば、温度や湿度が管理され、カビなどが生えにくい環境が整っていることがほとんどです。全国から集まる荷物を専門的な設備や人員が整った大きな倉庫で一括して管理しているからこそできることです。
セキュリティが強い:一般的なトランクルームでは、場所が分散していたり、コンテナを活用することも多いため、高いセキュリティは期待できません。宅配型であれば保管している場所も非公表、スタッフしか立ち入れないなどの高いセキュリティが期待できます。これも大きな倉庫で一括管理を行うメリットです。
災害にも強い:専門的な設備が整った倉庫で一括保管するため、当然災害対策がされているサービスがほとんどです。一般的なトランクルームでは、場所が分散しているため災害対策までは、期待しにくいです。
このように宅配を活用し全国から集まる荷物を専門的な設備が整った大きな倉庫で一括管理することで、自宅の物置よりも良い環境で保管できるのに安いのが宅配型トランクルームなのです。
では、デメリットはないのでしょうか?
宅配型トランクルームのデメリット
もちろん宅配を使うことによるデメリットも存在しています。
宅配型トランクルームのデメリットは以下の通りです。
大型の荷物は預けられないことが多い:宅配業者が運びにくい大きな荷物は預けられないことも多いです。また、預けられたとしてもその分保管料が高くなる傾向にあります。
送料がかかってしまう:宅配を使うため、送料がかかります。ただし、サービスによっては、条件を満たせば無料になることもあります。
取り出しが最短でも翌日:宅配型は荷物を預けている倉庫まで自分で行って荷物を出し入れすることが基本的にできません。取り出したいと思っても、自宅に届くのを待たなければなりません。
何を預けたのかがわかりにくい:宅配型は荷物を預けている倉庫に入ることが基本的にできません。セキュリティが高くなるメリットがある反面、何を預けていたのかの把握がしにくいです。
上記の通り宅配型トランクルームは一般的にイメージされるトランクルームとは性質が大きく異なります。
次はこれまでのメリット・デメリットを踏まえて、宅配型トランクルームを使いこなす方法を紹介します。
宅配型トランクルームの活用法
宅配型トランクルームは、普段なら押入れの奥にしまうような日常的に使わない物を預けるのに適しているサービスです。
安く、保管環境も良いのですが、預け入れと取り出しに時間がかかるためです。
- しばらく使わないけど後ほど使いたいモノ:妊娠中でしばらく履かないヒールなど
- 使う予定はないけど捨てられない思い出の品:サイズアウトした子供の服など
普段なら押入れの奥にしまうようなモノを預ける使い方なら、デメリットを気にせずに、宅配型トランクルームのメリットを感じられます。
一旦、押入れやクローゼットの奥に何があるか確認してみましょう。かなりの量を預けられるはずです。空いたスペースにリビングなどにあるモノを収納すれば、部屋はかなり片付いた印象になります。
ここまでで、宅配型トランクルームの特徴が理解できたはずです。
- メリット:安く、保管環境も良い。
- デメリット:預け入れと取り出しに時間がかかる。
次は、宅配型トランクルームを選ぶ際のポイントを見てきましょう。信頼性が高く、宅配型のメリットを活かし、デメリットをカバーするような選び方をご紹介します。
宅配型トランクルームの選び方
宅配型トランクルームの失敗しない選び方のポイントは以下の通りです。
- 倉庫業登録があり、寄託契約であること
- 国土交通省の優良トランクルーム認定の有無
- 再寄託の多さ
- 写真撮影サービスの内容
- 預け入れ可能な最大サイズ
- 価格
次からは1つづつ解説していきます。
倉庫業登録があり、寄託契約であること
思い出の品などを預ける場合は、信頼できるサービスなのかは大切です。
賃貸借契約ではなく、寄託契約であることが信頼できるサービスの第一条件です。
寄託契約はサービス提供側が荷物の保管責任を持ってくれますが、賃貸借契約は自己責任になることがほとんどです。>>寄託契約とは?
まずは、契約形態が寄託契約であることが信頼できるサービスの第一条件です。
国土交通省の優良トランクルーム認定の有無
さらに信頼性を高めるなら、国土交通省の優良トランクルーム認定の有無を確認しましょう。
国土交通省では、利用者保護の観点から、倉庫業者が運営する管理体制の優れたサービスを優良トランクルームとして認定しています。
優良トランクルーム認定を受けているサービスは、国からのお墨付きということです。優良トランクルーム認定を受けているかはぜひ確認しましょう。>>優良トランクルーム認定とは?
再寄託が前提か、”やむを得ない場合”のみか
さらに信頼性を高めるならば、再寄託を確認しましょう。>>再寄託とは?
再寄託とは、みなさんから荷物を預かったサービス事業者が、さらに他の事業者へ荷物を預けることです。
関わる事業者が多くなると、さまざまなリスクが上がります。
出来れば再委託の少ないサービスを選びたいところです。
写真撮影サービスの内容
写真撮影サービスの有無を確認しましょう。写真撮影サービスとは、預けたものの写真を撮影して、管理しやすくしてくれるサービスです。
宅配型トランクルームは基本的に倉庫の中に入れません。これはセキュリティ上のメリットである一方、預けている荷物を直接見ることができず、何がどこにあるかわからないデメリットにもなります。
そのため、宅配型トランクルームを使う際には、”何を預けているかを管理する”必要があります。写真撮影サービスがあれば、今何を預けているか、わかりやすくWeb上でまとめてくれます。
各社とも預けたものの写真を撮影してくれるサービスを準備していますが、どこまで細かく写真撮影してくれるのかがサービスによって異なるため、よく確認しましょう。
細かく写真撮影をしてくれるサービスを使えば、預ける時に分類や、ラベル貼りが不要になります。預けたいものをダンボールに適当に入れるだけで、サービス側で管理しやすいように整理してくれます。
預け入れ可能な最大サイズ
宅配型トランクルームは、宅配を使う性質上大きな小物を預けるのに向いていません。
理由は送料です。大きなものほど送料が高くなるため、それを価格に反映せざるを得なくなります。
大まかには、冬物の服などはほとんどのサービスで預け入れ可能ですが、スーツケース、ゴルフバック、スノーボード、ベビーカーなどの大きさになると使えるサービスが限られます。
自分が預けたいモノが預けられるのかよく確認しましょう。
価格
最後に価格も大切です。
基本的に月額での保管料金に加えて、取り出し時の送料など他の料金もかかることがほとんどです。
例えば、取り出し時の送料や最低預け入れ期間などが設定されています。
月額保管料以外も合わせて確認しましょう。
ここまでが、宅配型トランクルームの選び方のポイントです。
- 倉庫業登録があり、寄託契約であること
- 国土交通省の優良トランクルーム認定の有無
- 再寄託の多さ
- 写真撮影サービスの内容
- 預け入れ可能な最大サイズ
- 価格
まとめ:宅配型トランクルームを活用して手軽に部屋を片付けよう

今回は信頼できる宅配型トランクサービスを7つ紹介しました。
信頼できる宅配型トランクルームを見分けるためには、契約形態、倉庫業登録、国土交通省の認定、再寄託に関する規約などを確認する必要があります。
以下は全て十分信頼できる宅配型トランクルームサービスです。サービス内容が細かく異なりますが、預けたいモノの大きさ別に選べばOKです。
宅配型トランクサービスを活用すれば、手軽に部屋をスッキリ片付けることができます。
価格も最低月額320円からと収納を買うよりもお得です。気になったら気軽に試してみましょう。
「もう一度それぞれのサービスを確認したい!」という人はこちらをどうぞ。





