こんにちは。hiroです。
「日本の家庭の家事負担をゼロにする」ことを目標に現実的な片付け術を発信しています。
宅配型トランクルームを知っていますか?
宅配型トランクルームとは、宅配を使って自宅の荷物を保管のプロにあずけるサービスです。料金も手頃(320円~)で、宅配を使って荷物を出し入れします。荷物を運ぶ手間もなく、部屋を片付ける時にはとても便利なサービスです。
しかし、「トランクルーム」と聞くと、以下のような不安がありますよね。
- 保管環境
- 清潔感
- セキュリティ
実際に、国土交通省による調査*1によると、トランクルームサービスに関するトラブルには、利用した物品にカビや汚損が生じたり、埃がかぶるなど品質面に関する内容が多いそうです。
そこで、まずは「1:信頼できるサービスの見分け方」を知りましょう。
その後に、「2:各サービスの比較検討」をすれば、失敗しない宅配トランクルームサービス選びができます。
信頼できる宅配トランクルームサービスを見つけることに成功すれば、片付いた部屋で落ち着いて雑誌が読めるようになる日はかなり近いです。
一緒に学んで賢く片付けましょう!
*1 国土交通省,「トランクルームサービスの実態に関する調査 2005」,
https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/tr-report.pdf,
(最終閲覧日:2023/04/20)
信頼できる宅配型トランクルーム3つの比較表
まずは、信頼できる宅配型トランクルーム3つの比較表を確認しましょう。
こんな人に オススメ | 最低月額 (税込) | 利用停止の手軽さ | 契約形態 | 倉庫業登録 | 国土交通省 優良トランクルーム認定 | 再寄託 | 保管温度 | 保管湿度 | 管理時間 | セキュリティ | その他 信頼性 | 初期費用 | 預け入れ送料 | 取り出し送料 (保管期間1年未満) | 取り出し送料 (保管期間1年以降) | 最低預け入れ期間 ・追加料金 | 最低預け入れ期間内の 取り出し料金 | 最小契約サイズ [リットル] | 1Lあたりの価格 [円/リットル] 最小・最安プランの場合 | 預け入れ可能 最大サイズ | 基本保証 | 追加保証 | 取り出し 日数 | 写真撮影 サービス | ダンボールの中身 の写真撮影 | ダンボールの中の アイテム1点づつの取り出し | 契約容量 の柔軟性 | 手続き方法 | その他 オプション | 対象エリア | |
minikura | 小さな荷物のみでOK 信頼性が大切 | 320 円/月〜 | 荷物を 取り出すだけ | 寄託契約 | あり | 認定第一号 | やむを得ない場合 のみに限定 | 10~28℃ 季節により微調整 | 40~65% 季節により微調整 | 24時間365日 (1日2回チェック) | 多重のセキュリティシステム 出し入れは専門スタッフのみ可能 | ・1950年創業の老舗 ・美術品、ワイン、貴重品、フィルムや 文書保管も手がける寺田倉庫直営 | 無料 | 無料 | 1箱1,100円~ 1アイテム880円 ~ | 無料 | 2ヶ月 (アイテム単位取り出しには 制限なし) | 最低追加料金:320円 | 38x38x38cm3 =54.872[L] | 約5.8[円/リットル] | 38x68x45cm3 布団1枚程度 | 1箱につき1万円まで。 | 1箱あたり55円/月で 保証10万円まで増額 | 最短翌日 | あり (プランによる) | あり 1箱につき30点まで | 可 (プランによる) | 箱単位で利用量 の増減が可能。 | スマホで完結 | ハンガー保管 クリーニング ヤフオク!出品など | 全国 |
サマリーポケット | スーツケース、スキー、 スノーボード、ゴルフ バッグも預けたい | 330 円/月〜 | 荷物を 取り出すだけ | 寄託契約 | あり | 再寄託先が取得 | あり | – | 平均65%以下 | 24時間365日 | 多重のセキュリティシステム 出し入れは専門スタッフのみ可能 | 寺田倉庫、三菱倉庫と提携 | 無料 | 無料 | 1箱1,100円~ 1アイテム880円 ~ | 1箱1,100円~ 1アイテム880円 ~ | 2ヶ月 (アイテム単位取り出しには 制限なし) | 最低追加料金:1,760円 | 43x37x33cm3 =52.503[L] | 約6.3[円/リットル] | スーツケース、ゴルフバッグ、 スキー、スノーボードのみ可 | 1箱につき1万円まで | 1箱あたり55円/月で 1点あたり最大5万円まで増額 1箱最大50万円 | 最短翌日 | あり (プランによる) | あり 1箱につき30点まで | 可 (プランによる) | 箱単位で利用量 の増減が可能。 | スマホで完結 | クリーニング ハンガー保管 無酸素保管など | 全国 |
エアトランク | 大きな荷物をバンバン 預けたい | 2,948円/月〜 | 荷物を 取り出すだけ | 寄託契約 | あり | あり | あり | 10~28℃ | 65%以下 | 24時間365日 (1日2回チェック) | 高セキュリティ倉庫 顧客による出し入れは不可 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 3ヶ月 | 利用プラン3ヶ月分の 正規月額料金 | 0.2m3 =200[L] | 約14.74[円/リットル] | 重量が15kg以内かつ、 1辺の長さが180cm以内かつ、 3辺の合計が240cm以内 | 1梱包あたり 上限50万円。 | – | 最短翌々日 | あり | なし ダンボールの外側からの撮影のみ。 | 不可 | プラン変更で 対応可能 | スマホで完結 | クリーニング ハンガー保管 全国発送など | 首都圏・阪神・愛知の一部エリア |
表だけでは、難しい単語があってよくわからない方もいるかもしれません。ここからは自分に合った信頼できる宅配型トランクルームを選ぶ方法を解説していきます。
信頼できる宅配型トランクルームか見分けるチェックポイント
少し難しい話が多い部分ですが、信頼できるサービスを選ぶには知っておいて損はない部分です。一緒に頑張りましょう!
信頼できる宅配型トランクルームか見分けるには以下の5つをチェックしましょう。
最低でも3つ目の基準までは満たしているサービスを選びましょう。
4. 再寄託、5. 各社の工夫は、こだわりがあればで十分です。
難しい単語がたくさん出てきますが、できるだけわかりやすく解説します。
1. 契約形態:寄託契約か賃貸借契約か
トランクルームサービスの契約には、大きく「寄託契約」と、「賃貸借契約」があります。これが、「寄託契約」であるサービスを選びましょう。
それぞれの契約内容は大まかには以下のとおりです。
- 寄託契約とは?:モノを保管してもらう契約
- 賃貸借契約とは?:モノを保管するスペースを借りる契約
一般的には、この契約形態の違いによって、物品の保管責任がサービス提供者側にあるか、ユーザー側にあるかが変わります。
- 寄託契約:サービス提供側が保管責任を持つ。
- 賃貸借契約:ユーザー側で保管責任を持つ。
賃貸借契約となるサービスを結んでしまうと、物品が汚れたり、壊れたりしても「自己責任」となってしまいます。必ずサービス側に保管責任がある「寄託契約」のサービスを選びましょう。
参考:寄託と倉庫賃貸借の違い(倉庫業の登録が必要な場合). (2024). Retrieved 21 November 2024, from https://unsogyokyoka-osaka.com/kitakusoukochintaishakuchigai/#001
2. 倉庫業登録を受けている事業者か
サービスの提供者が倉庫業登録を受けているかを確認しましょう。国土交通省による倉庫業の解説は以下の通りです。
倉庫業とは、寄託を受けた物品を倉庫において保管する事業であり、原料から製品、冷凍・冷蔵品や危険物に至るまで、国民生活・経済活動に欠かせない多種多様な物品を大量かつ安全に保管する役割を担っています。
他人の貴重な物品を預かるという営業倉庫の特性から、倉庫業を営むにあたっては倉庫業法に基づく登録を受ける必要があります。登録を受けるためには、保管する物品に応じた倉庫施設の基準をクリアした倉庫であること、倉庫ごとに一定の要件を備えた倉庫管理主任者を選任すること等が必要となります。
物流:倉庫業法 – 国土交通省. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/butsuryu05100.html
倉庫業登録を受けているかの確認方法は以下の2通りあります。
国土交通省の登録倉庫事業者棟別リストから確認:国土交通省のWebサイトにあるリストから検索することができます。ただし、若干見にくいので簡易的には以下の方法で確認可能です。
寄託契約かどうか:実は法律上、倉庫業法に基づいて倉庫業の登録を受けた倉庫会社に限って寄託を受けることができます。そのため、寄託契約かどうかで自動的に倉庫業登録の有無も確認可能です。
参考:寄託と倉庫賃貸借の違い(倉庫業の登録が必要な場合). (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://unsogyokyoka-osaka.com/kitakusoukochintaishakuchigai/#002
基本的には、寄託契約になっていればここはクリアしていると考えて良いでしょう。
3. 国土交通省の優良トランクルーム認定を受けているか
優良トランクルーム認定を受けている事業者を選びましょう。
国土交通省は、倉庫事業者の行うトランクルームサービスのうち、一定の設備や消費者保護に資する体制を備えたものを優良トランクルームとして認定しています。
温度、湿度、防塵、相談窓口の設置など、さまざまな基準で審査されます。
寄託契約を受けられる倉庫事業者のトランクルームのうち、一部しかこの認定が受けられません。
優良トランクルーム認定を受けている事業者はいわば国のお墨付きです。優良トランクルーム認定を受けているサービスに預ければ、少なくとも自宅の物置よりは良い保管環境であるを考えて差し支えないでしょう。
参考:トランクルームの利用案内について. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.nissokyo.or.jp/trunk/
参考:国土交通白書. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h14/H14/html/E2043300.html
4. 再寄託が前提か、”やむを得ない場合”のみか
再寄託とは、みなさんからモノを預かったサービス事業者が、さらに他の事業者へ預けることです。
再寄託が前提となっているか、”やむを得ない場合”のみかは一つのチェックポイントです。ほとんどのサービスは利用規約に再寄託について記載があるので確認しましょう。
補足:”やむを得ない場合”って??(クリックで詳細を開く)
一般的には倉庫が満杯になってしまった時や、地震・火事などの災害により倉庫が使えなくなってしまった場合などが該当します。法律上も、”やむを得ない場合”は再寄託を認めており、状況によっては再寄託が必要になる場面もあるのです。ただし、”やむを得ない場合”の法律的な解釈は難しい部分です。詳細は以下のリンク先を参照してください。
参考:弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ(兵庫県弁護士会). 倉庫業における「やむを得ない事由」に基づく再寄託. (2024). Retrieved 24 November 2024, from https://segou-partners-logistic.com/2023/09/21/warehouse/
再寄託があると、倒産や保管の質に対するリスクが上がります。みなさんがモノを預けた事業者だけでなく、再寄託先の事業者の影響を受けることなってしまうためです。
ただし、一般消費者向けのトランクルームサービスは、消費者向けのサービスが得意な事業者と、保管のプロである倉庫事業者が協力して、サービスを提供するのが一般的です。再寄託が”やむを得ない場合”のみのサービスにこだわりすぎると逆に選択肢がなくなってしまうため、「出来ればクリアしたい」程度の感覚で捉えましょう。
なお、預かることに責任を持つのが寄託契約です。倒産など何かあった際にも責任を持って荷物は返還されることが通常なので過度な心配は不要です。
再寄託が”やむを得ない場合”のみのサービスは?
私が調べた限りですが、利用規約で再寄託を”やむを得ない場合”のみとしているサービスはminikuraしかありません。こだわるならminikuraにしましょう。
5. 湿度や温度、セキュリティの独自の工夫
ここまでくれば、あとは各社の工夫を比較しましょう。温度湿度管理や、セキュリティなど、各社さまざまな工夫をしています。
ここまでが信頼できる宅配型トランクルームサービスを見分けるチェックポイントの解説です。
最低でも3まではクリアしたサービスを選びましょう。
次に宅配型と通常のトランクルームの違いについて見ていきましょう。
宅配型トランクルームと、通常のトランクルームの違い
宅配型トランクルームは、荷物を自宅から発送し、そのまま保管のプロに大切な荷物を預けるサービスです。
一般的なトランクルームとの違いは、荷物の出し入れ方法です。
- 一般的なトランクルーム:自分で荷物の出し入れする
- 宅配型トランクルーム:荷物の出し入れを宅配を使って行う
荷物の出し入れ方法が違うだけで、一般的なトランクルームとは大きく性質が変わります。メリットとデメリットを見て理解を深めましょう。
宅配型トランクルームのメリット
宅配型トランクルームのメリットは、以下の通りです。
リーズナブル:320円〜の値段で利用できます。通常のトランクルームは1部屋などより大きい単位での契約になるため、最低でも数千円/月かかることがほとんどです。
自分で荷物を運ぶ手間がない:通常のトランクルームは自分で荷物の出し入れを行うため、車が必要になります。また立地も厳選する必要があります。
柔軟性が高い:宅配型ではダンボールの箱数で預け入れる量を調整できます。通常のトランクルームは1部屋で足りない場合、2部屋目の契約が必要になります。また、隣の部屋が空いている保証もありません。
契約・解約が簡単:一般的なトランクルームは、審査があったり、鍵の受け渡しがあるなど、家の賃貸契約に近い手間がかかります。宅配型なら、スマホのみで簡単に始められ、解約も簡単です。
保管環境が良い:一般的なトランクルームは、倉庫自体のエアコンがない場合もあります。また、倉庫内の管理は借りた本人が行うことが一般的です。一方、宅配型トランクルームであれば、温度や湿度が管理され、カビなどが生えにくい環境が整っていることがほとんどです。全国から集まる荷物を専門的な設備や人員が整った大きな倉庫で一括して管理しているからこそできることです。
セキュリティが強い:一般的なトランクルームでは、場所が分散していたり、コンテナを活用することも多いため、高いセキュリティは期待できません。宅配型であれば保管している場所も非公表、スタッフしか立ち入れないなどの高いセキュリティが期待できます。これも大きな倉庫で一括管理を行うメリットです。
災害にも強い:専門的な設備が整った倉庫で一括保管するため、当然災害対策がされているサービスがほとんどです。一般的なトランクルームでは、場所が分散しているため災害対策までは、期待しにくいです。
このように宅配を活用し全国から集まる荷物を専門的な設備が整った大きな倉庫で一括管理することで、自宅の物置よりも良い環境で保管できるのに安いのが宅配型トランクルームなのです。
では、デメリットはないのでしょうか?
宅配型トランクルームのデメリット
もちろん宅配を使うことによるデメリットも存在しています。
宅配型トランクルームのデメリットは以下の通りです。
大型の荷物は預けられないことが多い:宅配業者が運びにくい大きな荷物は預けられないことも多いです。また、預けられたとしてもその分保管料が高くなる傾向にあります。
送料がかかってしまう:宅配を使うため、送料がかかります。ただし、サービスによっては、条件を満たせば無料になることもあります。
取り出しが最短でも翌日:宅配型は荷物を預けている倉庫まで自分で行って荷物を出し入れすることが基本的にできません。取り出したいと思っても、自宅に届くのを待たなければなりません。
何を預けたのかがわかりにくい:宅配型は荷物を預けている倉庫に入ることが基本的にできません。セキュリティが高くなるメリットがある反面、何を預けていたのかの把握がしにくいです。
上記の通り宅配型トランクルームは一般的にイメージされるトランクルームとは性質が大きく異なります。
次はこれまでのメリット・デメリットを踏まえて、宅配型トランクルームを使いこなす方法を紹介します。
宅配型トランクルームの活用法
宅配型トランクルームは、普段なら押入れの奥にしまうような日常的に使わない物を預けるのに適しているサービスです。
安く、保管環境も良いのですが、預け入れと取り出しに時間がかかるためです。
普段なら押入れの奥にしまうようなモノを預ける使い方なら、デメリットを気にせずに、宅配型トランクルームのメリットを感じられます。
一旦、押入れやクローゼットの奥に何があるか確認してみましょう。かなりの量を預けられるはずです。空いたスペースにリビングなどにあるモノを収納すれば、部屋はかなり片付いた印象になります。
ここまでで、宅配型トランクルームの特徴が理解できたはずです。
- メリット:安く、保管環境も良い。
- デメリット:預け入れと取り出しに時間がかかる。
次は、宅配型トランクルームを選ぶ際のポイントを見てきましょう。信頼性が高く、宅配型のメリットを活かし、デメリットをカバーするような選び方をご紹介します。
宅配型トランクルームの選び方
宅配型トランクルームの失敗しない選び方のポイントは以下の通りです。
次からは1つづつ解説していきます。
倉庫業登録があり、寄託契約であること
思い出の品などを預ける場合は、信頼できるサービスなのかは大切です。
賃貸借契約ではなく、寄託契約であることが信頼できるサービスの第一条件です。
寄託契約はサービス提供側が荷物の保管責任を持ってくれますが、賃貸借契約は自己責任になることがほとんどです。>>寄託契約とは?
まずは、契約形態が寄託契約であることが信頼できるサービスの第一条件です。
国土交通省の優良トランクルーム認定の有無
さらに信頼性を高めるなら、国土交通省の優良トランクルーム認定の有無を確認しましょう。
国土交通省では、利用者保護の観点から、倉庫業者が運営する管理体制の優れたサービスを優良トランクルームとして認定しています。
優良トランクルーム認定を受けているサービスは、国からのお墨付きということです。優良トランクルーム認定を受けているかはぜひ確認しましょう。>>優良トランクルーム認定とは?
再寄託が前提か、”やむを得ない場合”のみか
さらに信頼性を高めるならば、再寄託を確認しましょう。>>再寄託とは?
再寄託とは、みなさんから荷物を預かったサービス事業者が、さらに他の事業者へ荷物を預けることです。
関わる事業者が多くなると、さまざまなリスクが上がります。
出来れば再委託の少ないサービスを選びたいところです。
写真撮影サービスの内容
写真撮影サービスの有無を確認しましょう。写真撮影サービスとは、預けたものの写真を撮影して、管理しやすくしてくれるサービスです。
宅配型トランクルームは基本的に倉庫の中に入れません。これはセキュリティ上のメリットである一方、預けている荷物を直接見ることができず、何がどこにあるかわからないデメリットにもなります。
そのため、宅配型トランクルームを使う際には、”何を預けているかを管理する”必要があります。写真撮影サービスがあれば、今何を預けているか、わかりやすくWeb上でまとめてくれます。
各社とも預けたものの写真を撮影してくれるサービスを準備していますが、どこまで細かく写真撮影してくれるのかがサービスによって異なるため、よく確認しましょう。
細かく写真撮影をしてくれるサービスを使えば、預ける時に分類や、ラベル貼りが不要になります。預けたいものをダンボールに適当に入れるだけで、サービス側で管理しやすいように整理してくれます。
預け入れ可能な最大サイズ
宅配型トランクルームは、宅配を使う性質上大きな小物を預けるのに向いていません。
理由は送料です。大きなものほど送料が高くなるため、それを価格に反映せざるを得なくなります。
大まかには、冬物の服などはほとんどのサービスで預け入れ可能ですが、スーツケース、ゴルフバック、スノーボード、ベビーカーなどの大きさになると使えるサービスが限られます。
自分が預けたいモノが預けられるのかよく確認しましょう。
価格
最後に価格も大切です。
基本的に月額での保管料金に加えて、取り出し時の送料など他の料金もかかることがほとんどです。
例えば、取り出し時の送料や最低預け入れ期間などが設定されています。
月額保管料以外も合わせて確認しましょう。
ここまでが、宅配型トランクルームの選び方のポイントです。
これらのポイントを元に実際に宅配型トランクルームを選んでいきましょう。
宅配型トランクルームのおすすめ3選
十分信頼できる宅配型トランクルームは以下の3つです。預けたいモノの大きさ別にサービスを選べば失敗することはないでしょう。
もし、何を預けるか決まってないならminikuraがお勧めです。宅配型トランクルームは宅配である以上、送料が値段に反映されてしまいます。小物だけに絞っているminikuraならお得に使えます。
次は、それぞれのサービスについて詳しく解説します。
ダンボールに入るものを預けたい人向け:minikura
小物だけ預けるなら、minikuraで間違いなし!
月額320円〜(税込)
1950年創業で美術品・ワイン・貴重品保管事業や映像・フィルム・文書保管事業も行っている寺田倉庫さんが直営で提供するサービスがminikura。
大切な品物を預けるのに大切な信頼性はバツグンで、価格の面を見てもNo1のサービスです。
ダンボールに入るくらいの小物を預る場合、これを選べば間違いありません。
価格 | 最低利用月額:(税込)320円/月〜 預け入れ体積1リットルあたりの価格も最安 保管期間1年以降の取り出し送料が無料 |
信頼性 | 国土交通省 優良トランクルーム認定第1号! 美術品、ワインの保管も行う寺田倉庫の直営 再寄託も”やむを得ない場合”のみ |
写真撮影 サービス | 1箱につき30点まで、中身の撮影あり (月額保管料380円〜) |
最大 サイズ | 最大38x68x45cm3 大物を預けられない。 |
minikuraについてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
>>【簡単】minikuraで家を片付けよう【口コミや評判は?】
②スノーボードなども預けたい人向け:サマリーポケット
スノーボードや、ゴルフバック等も預けたいならこれ!
月額330円〜(税込)
スノーボードや、ゴルフバック用のプランも準備されているのがサマリーポケット。
信頼性、価格とも申し分ありません。
預けたいものがダンボールに入るような小物に加え、スーツケース、スキー・スノーボード、ゴルフバッグを預けたい場合は、これを選べば間違いありません。
価格 | 330円〜(税込み) ボックス単位の取り出しは1,100円/箱 アイテム単位の取り出しは880円/1アイテム 預け入れ体積1リットルあたりの価格は minikuraよりも少し高い。 |
信頼性 | minikuraを展開する寺田倉庫さんと 三菱倉庫さんで荷物を管理! |
写真撮影 サービス | 1箱につき30点まで、中身の撮影あり (月額保管料394円〜) |
最大 サイズ | ダンボール以外に以下を預けられます。 スーツケース、スキー スノーボード、ゴルフバッグ |
③大物の荷物をガンガン預けたい人、出し入れが頻繁な人向け:エアトランク
大物を預けたい人、出し入れが頻繁な人はこれ!
最低月額2948円〜(税込)
上記2つのサービスとは若干異なるサービスを展開するエアトランク。
最低月額が高いものの、送料が無料で大型の荷物も預けられるのが強みです。
月額もリットル単位で比較すれば、実はそこまで高くはありません。
特に宅配型で大きな荷物を預けられるサービスは少なく、エアトランクは貴重な存在です。
対象エリアが限られますが、大きな荷物を預けたい人や、出し入れが頻繁な方はエアトランクを選びましょう。
価格 | 月2,948円〜(税込) 預け入れ・取り出しの送料全て無料 |
信頼性 | 国土交通省の規定に則った大型倉庫で保管 セキュリティや災害対策にも万全 保管温度は10~28℃ 保管湿度:65%以下 |
写真撮影 サービス | 預けた荷物は写真撮影してくれます。 ただし、ダンボールごとの撮影のみ。 中身の撮影なし。 |
最大 サイズ | 1個あたりの重量が15kg以内 1辺の長さが180cm以内 3辺の合計が240cm以内 制限以内であれば、なんでも預け放題なのは 宅配型サービスとしては、かなり貴重です。 |
迷ったら、とりあえず小物をminikuraのMONOプランで預けよう。
どのサービスをどう使うか迷ったら、とりあえず小物をminikuraのMONOプランで預けましょう。
宅配を使うという性質上、大物を預けようとするとどうしても費用が高くなります。
使う予定ない小物をminikuraのMONOプランで預ければ、新しく収納を作ったりするよりも手軽に安く、部屋をキレイにすることができます。
最後に今回の内容をまとめます。
まとめ:宅配トランクサービスを活用して手軽に部屋を片付けよう
今回は信頼できる宅配型トランクサービスを3つ紹介しました。
信頼できる宅配型トランクルームを見分けるためには、契約形態、倉庫業登録、国土交通省の認定、再寄託に関する規約などを確認する必要があります。
以下の3つは全て十分信頼できる宅配型トランクルームサービスです。サービス内容が細かく異なりますが、預けたいモノの大きさ別に選べばOKです。
宅配型トランクサービスをうまく活用すれば、手軽に部屋をスッキリ片付けることができます。
価格も最低月額320円からと収納を買うよりもお得です。気になったら気軽に試してみましょう。
「もう一度それぞれのサービスを確認したい!」という人はこちらをどうぞ。