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片付けのコツ大辞典|あなたの悩みを解決するヒントがきっと見つかる

片付け

こんにちは。hiroです。
「日本の家庭の家事負担をゼロにする」ことを目標に家事負担を減らす方法を研究しています。

今回のお悩み
  • 片付けなきゃと思ってはいるけど、片付けられない
  • いろんな片付けテクニックを試してみたけど、どれも上手くいかない
  • どうしたら片付くか誰か教えて!!

毎日を快適に過ごすためには、スッキリとした空間が欠かせません。心理学の研究でも、部屋が散らかっていると、家族の心理的につながる感覚や幸福感に強いネガティブな影響があるとの結果があります。*1

この記事では片付けのコツを、整理整頓の基本から、状況別の応用編まで解説していきます。

この記事を読めば、皆さんの悩みを解決する具体的なアイデアがきっと見つかります。

片付けは、快適な生活を手にいれる最も重要な部分です。片付けのコツを学んで、落ち着いてコーヒーが飲める理想の空間を実現しましょう!

*1:The dark side of home: Assessing possession ‘clutter’ on subjective well-being. (2024). Retrieved 17 November 2024, from https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0272494416300159?via%3Dihub

  1. 最も大切な片付けのコツを1つだけ選ぶなら?
    1. 片付けの基本の3ステップとは?
  2. 整理整頓が苦手な方が片付け上手になる方法
  3. どうしても捨てられないなら、無理に捨てずに物を減らすコツを知ろう!
    1. Q.捨てる基準がわかりません
    2. Q. 思い出の品が捨てられません
    3. Q. 売れそうだと思うと捨てられません
  4. 収納が使いにくいと感じたら、2つのコツを押さえるべし
    1. 全てのモノに定位置を決める
    2. 取り出しやすく、しまいやすい収納を作る
  5. 片付けてもすぐにリバウンドしてしまうなら、「散らからない部屋」を作ろう
    1. 入り口を絞る(家に入ってくるモノの量を減らす)
    2. 片付けやすい収納にする
    3. 出口を広げる(不要なモノを手放しやすくして、モノの量を減らす)
  6. 片付け途中で挫折してしまうなら、科学的に証明されたモチベーション維持のコツを知ろう
  7. 家族が片付けに協力してくれない時に効果がある2つのコツ
    1. ラベルを付けて、誰でも分かる収納にしよう!
    2. 家族のモチベーションを上げて、片付けを家族の目標にしよう!
  8. 子供に片付け習慣を身につけて欲しい時は「子供に合わせた収納」を作ろう!
  9. 今から片付けに取り組もうと思っているなら、効率的な手順を知っておこう
  10. 片付けたい場所が決まっている方向け|場所別の整理整頓術
    1. クローゼット・洋服を片付けるコツ
    2. リビングを片付けるコツ
    3. キッチンを片付けるコツ
    4. 寝室を片付けるコツ
    5. 子供部屋を片付けるコツ
    6. お風呂場を片付けるコツ
    7. 在宅ワーク部屋を片付けるコツ
  11. 片付けたいモノが決まっている方:アイテム別のコツを知る
    1. 書類を片付けるコツ
    2. 食器を片付けるコツ
    3. 服・バッグ・靴の整理整頓術
    4. 本の整理整頓術
    5. 写真の整理整頓術
  12. 自分に合った整理整頓術が知りたい!:性格別の片付けのコツ
    1. ミニマリスト志向なあなた
    2. 収納グッズが大好きなあなた向けの整理整頓術
    3. ズボラな方向けの整理整頓術
    4. あれもこれも思い出があって捨てられない!と言うあなた
  13. ライフスタイル別の整理整頓術を知りたい!:家族構成別の片付けのコツ
    1. 一人暮らしのワンルームの場合
    2. 家族暮らしの場合
  14. こんな時どうする?:状況別の片付け術
    1. 部屋に収納がない時の片付け術
    2. 物が多い家を片付けるコツ
    3. 忙しくて、とにかく片付ける時間がない!という方向けの整理整頓術
    4. 緊急!すぐに部屋を片付ける方法
    5. ゴミ屋敷・汚部屋になってしまってどうしようもない…と悩む方向けの整理整頓術
  15. 知っておけば、いざという時に頼りになる!片付け・整理整頓ツール&サービス
    1. 1. 整理収納アドバイザー
    2. 2. 不用品回収サービス
    3. 3. 宅配型トランクルーム
    4. 4. 各種買取サービス
    5. 5. ラベリング用のテプラ
    6. 無印良品 やわらかポリエチレン
    7. 無印良品 ユニットシェルフ
  16. そもそもなぜ片付けなきゃいけないの?知っておきたいメリット7つ
  17. プロの片付け術を知りたい方におすすめする3つの本
    1. 人生がときめく片づけの魔法
    2. 整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門 第4版
    3. トヨタの片づけ
  18. まとめ:片付けのコツを学んで快適な暮らしを手に入れよう

最も大切な片付けのコツを1つだけ選ぶなら?

片付けで最も大切コツを1つだけ選ぶなら、それは「片付けの基本ステップを知っておくこと」です。

片付けの基本ステップを知っていれば、SNSなどで見かけた片付けテクニックをみなさんのご家庭用にアレンジする力が身につきます。

SNSや雑誌で見かける片付けテクニックを、真似してみたけどうまく行かなかった経験はありませんか?これはご家庭によって、家族構成、生活パターン、家族の性格、収納の配置、間取り、広さなど状況はそれぞれ異なることが原因です。SNSや雑誌で見かけた片付けテクニックを取り入れる時には、みなさんのご家庭に合うようにアレンジする必要があるのです。

様々な場所で見かける片付けテクニックを、自分のものとして活用するためにも片付けの基本ステップを知っておきましょう。

片付けの基本の3ステップとは?

片付けの基本は「物を減らす」→「収納場所を決める」→「習慣化する」3つのステップです。

この3ステップは、以下の有名な片付け方法で共通しています。

有名な片付け方法
  • トヨタの片づけ:(株)OJTソリューションズ. (Japanese Edition) Kindle Edition.
  • 整理収納アドバイザー公式テキスト:一番わかりやすい整理入門 第4版 澤 一良 (著), 一般社団法人ハウスキーピング協会 (監修)
  • 人生がときめく片づけの魔法:近藤麻理恵. 改訂版 (Japanese Edition). Kindle Edition.
  • 「5S」:(2024年1月7日 (日) 19:35 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』。https://ja.wikipedia.org/wiki/5S

表現や分け方、アプローチはそれぞれ異なるものの、全て「物を減らす」→「収納場所を決める」→「習慣化する」の3ステップを辿っています。

片付けの基本をより詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
参考:【片付けの基本】どんな場所でも片付く整理整頓の王道3ステップとは?

整理整頓が苦手な方が片付け上手になる方法

整理整頓が苦手だと悩んでいても大丈夫です。

体系立てて学ぶことで、誰でも片付け上手になれます。

片付けは、きちんと教わる機会がなかなかありません。しかし、今からでも体系立てて学び、実践すれば必ず上達できます。

そのためには、以下の3つの順番で学んでいきましょう。

片付け上手への道のり
  1. 片づけの基本を学ぶ
  2. 収納作りの基本を学ぶ
  3. 継続するコツを学ぶ

1〜3で基本を学び終われば、あとは実践あるのみです。基本が理解できた状態で実践を繰り返せば、どんどん片付け上手になっていけるでしょう。自宅を片付け終わる頃には立派な片付け上手の仲間入りです!

以下の記事では、片付けられない原因を考え、片付け上手になる方法を詳しく解説しています。
参考:片付けられない人から卒業しよう!今から始められる片付け上手への道

どうしても捨てられないなら、無理に捨てずに物を減らすコツを知ろう!

片付けにおいて、モノを減らすことは重要です。

モノの量を減らせば、収納の難易度を大きく下げることができます。

ミニマリストの部屋は、とても片付けやすそうに見えませんか?ミニマリストの部屋はモノの量が極端に少ないため、細かな収納テクニックなどを使わなくても、ただそこに置くだけで片付けが完了します。

もちろんミニマリストになるまでモノを減らしきる必要はありません。できる範囲でモノの量が減るだけでも、片付けやすくなる効果を実感できるはずです。

ここでは、最低限知っておきたい3つのコツについてQ&A形式で解説します。より詳細にものを減らすコツを知りたい方は以下の記事をどうぞ。
参考:目指せミニマリスト!初心者が断捨離に成功するためのコツ9選

Q.捨てる基準がわかりません

目の前にあるモノを思い切って捨てて良いのか迷いますよね。「わかりやすい基準があればいいのに」と思う気持ちはわかります。

しかし、残念ながら誰にでも適用できる明確な捨てる基準は存在しません。「捨てる基準」は自分で作るしかないのです。

理由は、人によって家族構成、考え方、家の広さなど前提条件が違うためです。雑誌やSNSで見かける「即捨てリスト」はその方にとってのリストです。参考にはなりますが、あなたにそのまま適用できるかはわかりません。

ただ、捨てる基準作りは難しいものではありません。まずはノートとペンを出して、どんなものなら捨てられるか書き出してみましょう。使いながら修正を重ねていけば自分だけの捨てる基準が完成します。

「そうは言っても、ゼロから基準を作るのは難しい・・・」という方は以下の記事で紹介しているフローチャートから始めましょう。少しアレンジすれば自分だけの捨てる基準が作れます。(ダウンロード無料です。)
参考:【片付けのための分類法を徹底解説】これであなたも片付け上手に!

Q. 思い出の品が捨てられません

思い出の品は捨てられないですよね。

思い出の品を捨ててしまったら思い出も無くなってしまうのではないかと不安になる気持ちは私もわかります。また、思い出の品は1点ものです。捨ててしまったら、2度と取り戻すことはできません。

しかし、部屋の収納スペースにはもう空きがない・・・

そんな状況を解決する鍵は、捨てずに「預ける」ことです。

預けるとは?

荷物を預かってくれるサービスは主にトランクルームと呼ばれています。トランクルームを活用すれば、家の大きさによらず収納を広げられます。

トランクルームには、屋内型、屋外型、宅配型などいくつか種類がありますが、おすすめは宅配型です。宅配型トランクルームは月数百円で、責任もって荷物を預かってくれるコスパの良さが魅力です。

街中で見かけるトランクルームは主に屋外型のタイプです。屋外型と宅配型は、似ていますが別のサービスです。

宅配型トランクルームには、荷物を管理する専門のスタッフが配置され、24時間温度・湿度が管理されています。さらにセキュリティを高めるために、荷物を預かる倉庫は専門スタッフしか入れず、荷物の出し入れは宅配のみという徹底ぶりです。

荷物の出し入れが宅配のみのため、自分で荷物を取りに行けないデメリットはありますが、頻繁に取り出すことのない思い出の品を預けるには最適なサービスです。

収納がパンパンで思い出の品を捨てるしかない・・・とお悩みの方はぜひ宅配型トランクルームを使ってみましょう。

参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

Q. 売れそうだと思うと捨てられません

「今は使ってないけど、このバックは高かったから捨てられないな・・・」と思う気持ちは誰にでもあります。

しかし、そのまま取っておいてはモノは減りません。そこで、有効なのが実際に売ってしまうことです。

お得な売り方は?

不要なものを売って、お小遣い稼ぎができたら嬉しいですよね。

ここでは、なるべくお得に売るための方法をご紹介します。

タップで拡大!

売り方には、主に以下のようなものがあります。

フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど): 自分で価格を設定できます。しかし、写真撮影、商品説明文作成、購入希望者とのやりとり、梱包、発送などの手間がかかります。

特定のジャンルに特化した専門店:おもちゃだけなど特定のジャンルに特化した店舗です。独自の質の高い再販ルートを持っていることが多く、高値買取が期待できます。しかし、狭いジャンルのものしか買い取ってくれないため手間が増えることがデメリットです。

幅広く買い取れる店:特定のジャンルによらず幅広く買い取ってくれる店舗です。複数のジャンルの再販ルートを確保する必要があるため、買取価格は低い傾向にあります。しかし、一気に買取を完了させられる手間の少なさが魅力です。

出張買取: 自宅まで査定・買取に来てくれるサービスです。大量の不用品を一度に処分したい場合に便利ですが、買取価格は低めになる傾向があります。また、事前に予約が必要です。

宅配買取: 売りたいものを段ボールに詰めて送り、査定・買取してもらうサービスです。出張買取同様、買取価格は低めになる傾向があり、梱包の手間も発生します。

リサイクルショップへの持ち込み: 近所のリサイクルショップに直接持ち込んで査定・買取してもらう方法です。自分で持ち運ぶ手間が発生する点と、買取価格は低くなる点がデメリットです。すぐに買取が完了するのは メリットです。

どの方法が一番お得かは、売りたいものの種類、状態、量、かけられる手間などによって異なります。一般的には、手間がかかる売り方ほど高く売れる可能性が高くなり、手間がない売り方ほど買取価格は低くなる傾向があります。

例えば、ブランド品や状態の良い家電などは、フリマアプリやネットオークションで高値で売れる可能性があります。一方、大量の古着やノーブランドの雑貨などは、出張買取や宅配買取を利用した方が効率的です。

高く売りたい気持ちはわかりますが、手間をかける=自分の時給が発生していることを覚えておきましょう。 売却に手間をかける時間分、素直に残業した方がオトクな場合も多いものです。

時間単価を意識しよう
例えば、時給1,000円の人が、フリマアプリで売るために、写真撮影、商品説明文作成、購入希望者とのやりとり、梱包、発送などに2時間かけた場合、2,000円分の労働をしたことになります。もし、その商品で1,500円の利益しか出なかったら、500円の赤字です。
参考:売る?捨てる?断捨離中に迷った時は「自分の時給」が判断基準

売るという手段は、あくまで自分の気持ちに整理をつけるためのものであり、必ずしも利益を出すことが目的ではないことを理解しておきましょう。

以下は、状況別のおすすめの売り方です。参考にしてみてください。

  • 時間と手間をかけられる: フリマアプリ、特化型の専門店を比較する
  • 時間がない、売りたいものが大量: 出張買取
  • 売りたいものが少量:宅配買取

最終的には、自分にとって最もメリットのある方法を選ぶことが大切です。それぞれの売り方のメリット・デメリットを理解した上で、賢く売却しましょう!

参考
1:売る?捨てる?断捨離中に迷った時は「自分の時給」が判断基準
2:断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介

収納が使いにくいと感じたら、2つのコツを押さえるべし

  • 「あれ、どこにしまったっけ?」
  • 「取り出しにくい…」
  • 「しまうの面倒だから、とりあえずテーブルに置いちゃおう」

こんな悩みがあるなら、収納が使いにくいサインです。以下の2つのコツを見直してみましょう。

収納の2つのコツ
  • 全てのモノの定位置を決める
  • 取り出しやすく、しまいやすい収納にする

この2つを意識するだけで、格段に使いやすく、散らかりにくい収納になります。

なぜこの2つが重要なのでしょうか?理由は簡単です。

使いやすい場所に、取り出しやすい状態で収納してあれば、使う時も戻す時もスムーズですよね。

逆に、定位置が決まっていないものや、取り出しにくい場所に押し込まれたものは、使うたびにストレスを感じ、結局出しっぱなしになったり、どこかへ行ってしまったり…という悪循環に陥りがちです。

それでは、具体的にどのようにすれば良いのか、詳しく見ていきましょう。

全てのモノに定位置を決める

全てのモノに「帰る場所」、つまり定位置を決めることが大切です。

テーブルの上や棚の上、床などに、なんとなく置きっぱなしになっているモノはありませんか?

きちんと整理して置いてあるならば、問題ありません。しかし、「とりあえず」で置かれたモノたちは、部屋全体を散らかった印象にしてしまいます。そして、なんとなく雑多に置いてあるモノが出てきてしまう原因は、収納場所、つまり定位置が決まっていないことが原因です。

定位置が決まっていないモノは、いわば「住所不定」の状態です。家の中で迷子になり、使いたい時に見つからず、探し回ることになります。そして、使い終わった後も、戻す場所が決まっていないために、その辺に放置され、散らかる原因となってしまうのです。

全てのモノに定位置を決めれば、なんとなく置きっぱなしのモノは無くなり、散らかっても簡単に元通り綺麗に片付く部屋になります。

では、どのように定位置を決めれば良いのでしょうか?以下のポイントを意識してみましょう。

物の定位置を決める5つのポイント
  • 使う場面
  • 使う頻度
  • どこで使うのか
  • 自分のやる気と必要性
  • 使えるスペース

「どこに置けばいいか迷う…」という場合は、とりあえず決めて、不便だと感じたら変えるスタイルにしましょう。 いろいろと悩んでいると、モノの定位置は2度と変えられないと感じてしまいがちですが、後から簡単に変えられます。また、何より住所不定だったものをなくすことが最も大切です。とにかく決めることをここ江尾がけましょう。

以下の記事では、収納場所を決めるコツについてさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
参考:【物の住所が決められない方へ】収納場所の決め方の完全ガイド

取り出しやすく、しまいやすい収納を作る

「取り出しやすさ」と「しまいやすさ」を意識した収納を作りましょう。

せっかく定位置を決めても、取り出しにくかったり、しまいにくかったりしたら、結局元の場所に戻さず、出しっぱなしになってしまう可能性があります。

おしゃれさや容量ももちろん大切ですが、「取り出しやすさ」と「しまいやすさ」も忘れないようにしましょう。

具体的には、以下のポイントを意識してみるとよいでしょう。

使いやすい収納を作る6つのコツ
  • できるだけ同じ収納Boxで揃える
  • 薄いものは立てて収納する
  • 前後に重ねない
  • 収納BOXや引き出しの中は、乱雑に収納してOKとする
  • 収納BOXや引き出しの中にモノを詰め込まない
  • 収納の余白を埋めすぎない

収納が使いやすければ、使い終わった後も、自然と元の場所に戻す習慣が身につき、リバウンド防止にも繋がります。

以下の記事では、取り出しやすく、しまいやすい収納作りのコツをさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
参考:取り出しやすく、使いやすい収納を作る5つのコツ

収納を使いやすくするのコツは「全てのモノの定位置を決める」「取り出しやすく、しまいやすい収納にする」の2点です。

この点を意識すれば、今よりも格段に使いやすく、片付いた空間を実現できるはずです。

片付けてもすぐにリバウンドしてしまうなら、「散らからない部屋」を作ろう

せっかく頑張って片付けても、数日後には元通り…なんて経験はありませんか?

リバウンドすると、片付けに対するモチベーションも下がってしまいますよね。

リバウンドを防ぐためには、散らからない部屋作りが重要です。

「散らからない部屋」とは、特別なことをしなくても、自然と綺麗な状態がキープできる部屋のことです。

「散らからない部屋」を作るには3つのポイントがあります。

「散らからない部屋」を作るには3つのポイント
  • 入り口を絞る:家に入ってくるモノの量を減らしましょう
  • 片付けやすい収納を作る:取り出しやすく、しまいしやすい収納を目指しましょう
  • 出口を広げる:家からモノを出しやすくして、モノの量を減らしましょう

ここでは簡単に解説します。より詳細に知りたい方は以下の記事をどうぞ。
参考:進まない片付けに疲れたら|子育て世帯のための散らからない部屋作り

入り口を絞る(家に入ってくるモノの量を減らす)

部屋が散らかる一番の原因は、モノが多いことです。モノの量が減れば、それだけ片付けの難易度を下げられます。

そこで、家に入ってくるモノの量を減らしましょう。

そもそも家に入ってくるモノが少なければ、自然と不要なものは減っていきます。何より、捨てたり、収納したりする手間がなくなるのが最大のメリットです

具体的には以下のポイントに意識しましょう。

あらかじめ自分に必要な量を把握しておく:人は「安いから」「かわいいから」という理由だけで、ついつい買ってしまいがちです。あらかじめ自分に必要な量を把握しておけば、こうした衝動買いも防げます。特に、服や靴、バック、洗剤やトイレットペーパーの在庫などに有効です。

参考
トヨタに学ぶ家庭向け在庫管理術【日用品のストック切れから卒業しよう】
私服を制服化したい人のための完全ガイド【あなたに必要な服はいくつ?】

レンタルができないか調べてみる:スノーボード、旅行用のキャリケース、結婚式参列のためのドレスなど、世の中は意外とレンタルできるものがあります。何かを買う前に、レンタルできないか調べてみましょう。

意外なものだと、子供用のおもちゃもレンタル可能です。増えすぎたおもちゃに悩む前に、おもちゃをレンタル性にしておくことは子供が生まれたばかりの方にぜひおすすめしたいテクニックです。
参考:【日本サブスク大賞2024受賞】知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】

何かを買ったり、貰ったりする前によく考えて、別の方法がないか考えてみましょう。

片付けやすい収納にする

使ったモノをサッと戻せる、片付けやすい収納を作りましょう。

  • 一時置き場を確保する:完璧にやろうとせず、「とりあえず」で置ける場所を作ると、机や床にモノを放置しなくなります。
  • 使うモノは、使う場所の近くに!
  • 誰でも分かるように、ラベルを貼る!
  • ワンアクションで、取り出せる&戻せるようにする!

「面倒くさい」を減らすことがポイントです。簡単で楽にできる収納なら、自然と片付けられるようになります。

出口を広げる(不要なモノを手放しやすくして、モノの量を減らす)

モノが減れば、それだけ片付けは楽になります。

不要なモノをどんどん手放して、モノが減らしやすい環境を作りましょう!

  • ゴミ箱を整えて捨てやすい環境を作る:電池や燃えないゴミなどのゴミ箱も全て準備しましょう。
  • 「預ける」という選択肢を増やす:思い出の品など捨てられないものは預けましょう。捨てずに収納スペースを空けることができます。
  • 売却慣れしておく:高かったから捨てられないものには売ることが有効です。

上記の3点を押さえれば、ものを減らしやすい環境を整えることができます。

「モノを増やさない」「片付けやすい収納」「どんどん手放す」 この3つを意識すれば、誰でも「散らからない部屋」を作れます。

一気に作る必要はありません。できることから、少しずつ始めてみましょう!

参考:進まない片付けに疲れたら|子育て世帯のための散らからない部屋作り

片付け途中で挫折してしまうなら、科学的に証明されたモチベーション維持のコツを知ろう

「なかなかやる気が出ない…」

そんなあなたに、科学的に証明された片付けのモチベーションを維持するコツを5つご紹介します。以下のコツは心理学の1つの分野であるモチベーション科学において一定のエビデンスがあるとされるものです。

ワクワクする目標を立てる:「リビングを綺麗にして、友達を呼ぶ!」「寝室を片付けて、ぐっすり寝れるようにする!」など、自分がワクワクする目標を立てましょう。

片付け中だけのご褒美を作る:例えば「この音楽は片付け中だけ」、「このアロマは片付け中だけ」など、片付け中だけ許されるご褒美があると、モチベーションをあげやすくなります。

仲間と一緒に片付ける: 一人だとついサボっちゃう。そんな時は、家族や友達と一緒に片付けましょう。人は仲間がいるだけで頑張れるものです。

「見える化」で、やる気アップ!:片付けた場所の写真を撮ったり、捨てたモノをリストアップしたり、進捗を記録してみましょう。「こんなにできた!」と自分の頑張りを実感でき、やる気がアップします。

誰かに「片付ける」と宣言する:人は、いつでも他人に最高の自分を見せたいものです。少しプレッシャーにはなりますが、誰かに宣言してしまえば約束を守らなきゃと思うのが人の心です。SNSで「#片付け記録」などと報告するのもオススメです。

これらのコツを参考に、うまく自分をコントロールして片付けをやり遂げましょう!

実はこれらのテクニックの心理学的な側面をより詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
参考:最新のモチベーション科学に学ぶ、片付けのやる気スイッチを押す方法

家族が片付けに協力してくれない時に効果がある2つのコツ

  • 「何度言っても片付けてくれない…」
  • 「自分ばかり片付けている気がする…」

家族の片付け問題は、多くの家庭の悩みの種です。特に、リビングなどの共有スペースでは、問題が大きくなりがちです。

ここでは、家族が片付けに協力してくれない時に効果がある、2つのコツをご紹介します!

家族が片付けに協力してくれるようになる方法
  • ラベルを付けて、誰でも分かる収納にしよう
  • 家族のモチベーションを上げる方法を知る

ラベルを付けて、誰でも分かる収納にしよう!

家族が片付けに協力してくれない理由の一つに、「どこに何を戻せばいいか分からない」というものがあります。

特に、細かく分類しすぎたり、複雑な収納システムを作ったりしてしまうと、本人以外は理解できず、結局片付けられない…という悪循環に陥ってしまいます。

そこで効果的なのが、「ラベル」です。

ラベルがあれば、収納ケースや棚中に何が入っているか、誰でも一目で分かるようになります。

例えば、「おもちゃ」「文房具」「薬」といったシンプルなものから、「〇〇に行く時のおでかけセット」、「△△の夜用の薬」といった活用シーン別のラベルも効果的です。

ポイントは家族みんなが理解できる言葉で、分かりやすくラベリングすることです。

  • 小さな子には、イラストや写真を使う
  • 難しい漢字は使わない
  • 文字を小さくしすぎない
  • おしゃれだけど読みにくい、英語の筆記体などは使わない

「誰が」「どこに」「何を」戻せばいいのか、一目で分かるようにラベリングすることで、家族みんなが参加しやすい収納ルールを作りましょう。

詳細は以下の記事で解説しています。
参考:リバウンドを防ぐラベリング術|テプラとマステだけで片付く収納が作れる!

家族のモチベーションを上げて、片付けを家族の目標にしよう!

どんなに分かりやすい収納を作っても、家族に片付ける気がなければ、効果は半減してしまいます。

そこで重要なのが、家族のモチベーションを上げ、片付けを家族の目標にすることです。

片付けを家族の目標にするために、以下の2つの順番で実行してみましょう。

家族のやる気を引き出す2STEP

STEP1. 自分が「片付けをする」と宣言し、しっかり実行する:身近な人の目標は「あの人の目標」ではなく、「私たちの目標」であると感じる性質が人にはあります。あなた自身が宣言し、実行していれば、家族も片付けを大切な目標であると認識してくれるようになります。

STEP2. 片付けに対する家族の貢献を可視化する:可視化すると「他の人の仕事量に対して自分はどうか?」、「自分がやった仕事はきちんとできただろうか?」と自然と考えるようになります。(上手くすれば、兄弟間で競争心が芽生えるかもしれません。)

「片付けなさい!」と一方的に言うのではなく、自分自身が手本となることが、家族の片付けへの意識を変える第一歩です。

詳細は以下の記事で解説しています。
参考:みんなの力を借りよう - 最新のモチベーション科学に学ぶ、片付けのやる気スイッチを押す方法

  • ラベルを付けて、誰でも分かる収納にする
  • 家族のモチベーションを上げる

この2つを実践すれば、家族も自然と片付けに参加してくれるようになるはずです。家族みんなで協力して、快適な空間を作り上げましょう!

子供に片付け習慣を身につけて欲しい時は「子供に合わせた収納」を作ろう!

  • 子供が全然片付けてくれない…
  • おもちゃが散らかりっぱなし…

子どもが片付けをしない場合、子どもにとって収納が複雑すぎるのかもしれません。

子供に片付け習慣を身につけてもらうには、子供目線で作られた「子供に合わせた収納」が大切です。

特に、保育園や幼稚園ではきちんとお片付けをするのに、自宅ではやらない場合は「収納が使いにくい」可能性が高いかもしれません。

子どもにとって片付けやすい収納を作るには、子供目線で、できるだけシンプルにすることが大切です。

子供が使いやすい収納を作るコツ
  • 分かりやすくラベルする
  • おもちゃ集め専用ボックスを作る
  • 1箇所にまとめる
  • 収納の作りは簡単に
  • 細かく分けすぎない
  • 子供の成長に合わせて見直す

詳細は以下の記事で解説しています。
参考:おもちゃの片付けを攻略するカギは「子どもが片づけやすい環境作り」

今から片付けに取り組もうと思っているなら、効率的な手順を知っておこう

「さあ、片付けを始めるぞ!」と思い立っても、どこから手をつければいいのか分からず、途方に暮れてしまう…なんてこと、ありませんか?

片付けは、やみくもに始めても、途中で挫折してしまったり、思ったように進まなかったりすることがあります。

ここでは、今から片付けに取り組もうと思っているあなたに、効率的に片付けを進めるための手順をご紹介します!

効率的に片付けを進める6つのステップ

1. 部屋全体の片付け環境をチェック:ラベリングに使う機器の有無、地域の分別ルールに合わせたゴミ箱の準備など、片付けにおいて大切だけど見落としがちな点も多くあります。始める前にまずはチェックしましょう。

2. スケジュールを組む:どの範囲をいつまでに片付けるか、どこから、どの順番で片付けるかなどを決めていきます。とりあえず全体像を掴むことが目的です。あまり考えすぎずに、とりあえず計画を立ててみましょう。

3. 片付け本番に向けた事前準備:スケジュールを立てたら、片付け本番の日に向けた簡単な準備をしていきましょう。分類の基準や、自分が持つべきものの適正量(服の量)などを考えておきます。

4. 片付け本番:片付け本番です。これまでの準備があればスムーズに進むはずです。

5. 計画の改善:本番が終わったら計画で修正したいポイントなどが見つかるはずです。計画を修正しより現実的なものにしていきましょう。

6. 3〜5を繰り返す:繰り返して、片付ける場所がなくなったら片付け完了です!

意外と事前準備が多いことに驚いたかもしれません。しかし、「どこから手をつければいいの?」と迷ってしまうのは、準備がないことが主な原因です。しっかり準備すれば、スムーズに片付けを進められます。

詳細は以下の記事で解説しています。
参考:部屋の片付けマニュアル完全版|どこから手をつける?正しい順番は?

片付けたい場所が決まっている方向け|場所別の整理整頓術

クローゼット、、リビング、キッチンなど、「片付けなきゃなー」と思っている場所が決まっている方は、場所別の整理整頓術を知っておきましょう。

クローゼット・洋服を片付けるコツ

クローゼットは、服やバッグ、小物など、様々なアイテムが集まる場所。油断するとすぐにモノで溢れかえってしまいますよね。

スッキリ使いやすいクローゼットを実現するためのコツは、以下の5つです。

クローゼット・洋服を片付けるコツ
  • 自分に必要な服の量を知っておく
  • 衣替えをちゃんとする
  • ハンガーを統一する
  • 高いところと、奥行きを使いこなす

自分に必要な服の量を知っておく

クローゼットを片付ける上で最も重要なのが、自分に必要な服の量を把握することです。

「これかわいい!」と、ついつい服を買ってしまうことはありませんか?

服は、着る時だけでなく、買う時も楽しいもの。そのため、ついつい増えすぎてしまいがちです。

しかし、人の体は1つしかありません。綺麗なマフラーを何本持っていても、同時に10本使うことはできないのです。

自分に必要な服の量を把握すれば、思った以上に少ない服で過ごせることがわかります。それに沿って服をお気に入りのみに絞り込めば、クローゼットにゆとりが生まれます。

自分に必要な服の量を見極めてワードローブを組む手順は、以下の記事で解説しています。定期的にワードローブを見直すと、自分の服を簡単にオシャレに保てるメリットもあります。
参考:私服を制服化したい人のための完全ガイド【あなたに必要な服はいくつ?】

衣替えをちゃんとする

衣替えは、クローゼットが狭くて困っている方には有効です。

逆に、服を必要な量に絞り込んだだけでクローゼットに十分なゆとりが生まれた方は、「衣替えをしない」という選択もアリです。

季節外の服を別の場所に保管することで、クローゼットに余裕が生まれます。春夏・秋冬で分けただけでも、大まかに服は半分になります。

オフシーズンの服は、クローゼットの上段や奥、押し入れ、ベッド下など、普段使わない場所に収納しましょう。

家の収納収納スペースが足りない場合は、宅配型トランクルームなどの収納のサブスクを利用するのもおすすめです。預かるだけでなくクリーニングも行ってくれるサービスもあります。

参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

ハンガーを統一する

ハンガーを統一するだけで、クローゼットの中がスッキリと見えます。様々な種類のハンガーが混在しているだけで、ごちゃごちゃした印象になります。

ハンガーを選ぶポイントは同じ素材で揃えることです。

一言でハンガーと言っても、滑り止めがついているハンガー、肩のラインに沿った形状のハンガー、パンツやスカート用のクリップ付きのハンガーなど様々種類があります。服に応じてハンガーを選ぶ必要があるため、全てを同じハンガーで統一するのは難しい場合もあります。

そんな時でも、木製、白いプラスチック、金属製など素材だけは統一しておくと、統一感を出せます。

おすすめのハンガー

無印良品:見た目重視ならこちら。シンプルで使いやすく、買い足しがしやすい、不要になったらメルカリなどで売りやすいこともメリット。

MAWAハンガー:機能性重視ならこちら。ドイツ発のハンガーブランド。すべりにくく、省スペースで、洋服の型崩れを防げる隠れた人気商品。

高いところと奥行きを使いこなす

クローゼットは、使いこなすのが難しい収納の一つです。

特に高い場所や、深い奥行きの使い方に悩む方が多いのではないでしょうか?

高い場所や奥行きを使いこなすテクニックを知っておくと、収納を使いこなることができます。

以下の記事を参考に、デッドスペースが多くなりやすいクローゼットの収納力向上を目指してみましょう。

参考
奥行きが深すぎる棚や収納の攻略法|パントリーや押入れが使いにくいと悩む方へ
デッドスペースになってない?|高いところの空間を活かす収納の3つのポイント

クローゼットを片付けるコツは以下の4点です。

  • 自分に必要な服の量を知っておく
  • 衣替えをちゃんとする
  • ハンガーを統一する
  • 高いところと、奥行きを使いこなす

これらのコツを参考に、クローゼットをスッキリ使いやすく整頓しましょう!

リビングを片付けるコツ

リビングは、家族みんなが集まる場所であり、お客様を迎える場所でもあります。

常にスッキリと片付いた状態をキープしたいリビングですが、家族みんなが使う場所だからこそ、モノが増えやすく、散らかりやすい場所でもあります。

リビングを片付けるコツは、以下の5つです。

リビングを片付けるコツ
  • リビングにおかなくても良いものはおかない
  • テーブルの上や床に物を置かない仕組みを作る
  • 見せる収納と隠す収納をバランス良く取り入れる
  • 家族みんなが使う場所なので、ラベルをしっかりして、誰でも片付けやすいようにする。
  • デッドスペースを埋めすぎない

リビングにおかなくても良いものはおかない

まずはリビングに置く必要のないものを、他の部屋に移動させることから始めましょう。

例えば、以下のようなものはリビングに置いておく必要があるかもう一度考えてみても良いかもしれません。

  • 書類
  • ヨガマットなど、運動用の道具
  • 洗濯物

リラックスする空間には、目に入るモノを減らすことも大切です。「リビングにはテーブルと椅子(+TVとソファ)があれば十分だ」という気持ちでリビング以外に置けないか考えてみましょう

参考
【物の住所が決められない方へ】収納場所の決め方の完全ガイド
目指せミニマリスト!初心者が断捨離に成功するためのコツ9選

テーブルの上や床に物を置かない仕組みを作る

リビングが散らかって見える最大の原因は、テーブルの上や床にモノが散乱していることです。

これを防ぐためには、「モノを一時的に置ける場所」を作るのが効果的です。

例えば、以下のようなスペースを用意し、「とりあえず」のモノは、そこに置くようにします。

  • カゴやトレイ
  • 小さなコーヒーテーブル
  • 棚の上

「全てのものを置きっぱなしにしない」というのは理想的ではありますが、現実的ではありません。そこで、あえて「一時置き場」を設けることで、「床やテーブルにモノを放置しない」というルールを守りやすくなるのです。

ただし、「一時置き場」にモノを溜め込みすぎないように注意しましょう。定期的に見直し、不要なものは処分したり、元の場所に戻したりすることが大切です。
参考:一時置き場に必須のルール2選!片付いた家でゆっくり時間を過ごそう

見せる収納と隠す収納をバランス良く取り入れる

リビングの収納は、「見せる収納」と「隠す収納」のバランスが大切です。

  • 見せる収納: お気に入りの雑貨や本、観葉植物など、見せたいものを飾る収納です。オープンシェルフなどを使う収納です。
  • 隠す収納: 生活感のあるものや、ごちゃごちゃして見えるものを隠す収納です。扉付きの棚や、引き出し、収納ボックスなどを活用しましょう。

一般的には、見せる収納:隠す収納=2:8 くらいの割合が良いと言われています。バランスを意識して収納をも直してみましょう。

最も避けなければいけないのは、見せる収納にモノをパンパンに詰め込むことです。
参考:暮らしやすい部屋の秘訣は7割収納【モノ詰め込んでませんか?】

デッドスペースを埋めすぎない

リビングには、ソファの下や、家具と家具の間など、デッドスペースが生まれがちです。しかし、これらのデッドスペースを有効活用したい気持ちは分かりますが、むやみにモノを詰め込むのはNGです。

基本的にはものが少ない方がスッキリ綺麗に見えることを思い出してください。

デッドスペースを活用したくなっても、「家全体の断捨離→他の部屋に置けないか検討する→リビングのデッドスペース活用」の順番で進めましょう。

大抵の場合は、リビングのデッドスペースまで活用する必要はなくなるはずです。

ラベルをしっかりして、誰でも片付けやすいようにする。

リビングは、家族みんなが使う場所なので、誰が見ても分かりやすいように、ラベリングを徹底しましょう。

収納ケースや引き出しに、中身を具体的に書いたラベルを貼ることで、家族みんなが、どこに何を戻せばいいのか迷わずに済みます。

ラベリングのポイント
  • 家族みんなが理解できる言葉で書く: 小さな子供がいる場合は、ひらがなで書いたり、イラストでラベルするのも良いでしょう。英語の筆記体などはオシャレではありますが、基本的にNGです。
  • どんどん更新する:生活はどんどん変化します。それに合わせてラベルも更新しましょう。テプラがあると1分程度でラベル更新が完了します。

参考:リバウンドを防ぐラベリング術|テプラとマステだけで片付く収納が作れる!

これらのコツを参考に、リビングをスッキリと片付け、家族みんながくつろげる空間を作りましょう!

キッチンを片付けるコツ

キッチンは、調理器具や食器、食材など、様々なモノが集まる場所です。

毎日使う場所だからこそ、使いやすく、効率的に収納したいですよね。

キッチンを片付けるコツは、以下の5つです。

置き場所にこだわる:使用頻度が高いものは取り出しやすい場所に置き、使用頻度の低いものは取り出しにくい場所におきましょう。
参考:【物の住所が決められない方へ】収納場所の決め方の完全ガイド

浮かせる収納を使う:意外にもキッチンは浮かせる収納がやりやすい場所です。以下の記事を参考に浮かせる収納を増やしてより便利なキッチンにしていきましょう。
参考:浮かせる収納歴8年の私が辿り着いた壁を傷つけずに浮かせる簡単な方法

ゴミ箱のスペースもきちんと確保する:ゴミ箱用のスペースは軽視しがちですが、きちんと確保しましょう。ゴミが捨てやすいと、自然と不要なものを減っていき、片付けに貢献してくれます。
参考:ゴミ箱は片付けの第一歩【片付いた家が外さないゴミ箱のポイント6選】

シンク下は、ファイルボックスを活用して立てて収納する:シンク下の収納は立てることが基本です。ファイルボックスが便利なので活用しましょう。

食器が必要以上にないか確認:食器は長持ちするため、だんだんと増えていく傾向にあります。家族構成や、普段のメニューを考慮し、必要以上に食器を持ちすぎていないか考え直してみましょう。
参考:食器を片付けるコツ

寝室を片付けるコツ

寝室は、一日の疲れを癒やし、良質な睡眠をとるための大切な場所です。寝室が散らかっていると、心身ともにリラックスできず、睡眠の質も低下してしまいます。

ここでは、寝室をスッキリと片付け、快適な空間にするためのコツをご紹介します!

見出し
  • 寝室に置くものを厳選する
  • ベッド周りは特にスッキリさせる
  • 見せる収納は最小限に
  • 照明を工夫する
  • 定期的な換気
  • 寝具を整える習慣を作る

1. 寝室に置くものを厳選する

まずは、寝室に置くものを厳選しましょう。

寝室は、「寝るための場所」です。寝るために関係のないものは、できるだけ置かないようにしましょう。

例えば、

  • 仕事関係の書類やパソコン: 仕事のことを思い出してしまい、リラックスできません。
  • 読みかけの本や雑誌: ついつい読みふけってしまい、寝る時間が遅くなってしまいます。
  • 趣味のもの: 趣味のものが寝室にあると、ついそちらに気を取られてしまい、なかなか寝付けません。
  • たくさんのぬいぐるみやクッション: 埃がたまりやすく、ダニなどの温床になる可能性があります。

これらのものは、できるだけ他の部屋に移動させましょう。

寝室には、本当に必要なものだけを置くように心がけるだけで、スッキリとした空間になり、リラックス効果も高まります。

2. ベッド周りをスッキリさせる

ベッド周りは、寝室の中でも特に重要なエリアです。

ベッドサイドテーブルや、ベッドの下などに、モノを置きすぎていませんか?

  • ベッドサイドテーブル: 読みかけの本、スマホ、メガネ、目覚まし時計など、必要最低限のものだけを置きましょう。
  • ベッドの下: 収納スペースとして活用する場合は、収納ケースなどを使い、ホコリが入らないようにしましょう。
  • 床: 床には、何も置かないのが理想的です。

ベッド周りをスッキリさせることで、視覚的なノイズが減り、リラックス効果が高まります。 また、掃除もしやすくなり、清潔な状態を保てます。

3. 「見せる収納」は最小限に

寝室は、リラックスするための空間なので、「見せる収納」は最小限にしましょう。

お気に入りの雑貨や写真などを飾りたい気持ちは分かりますが、モノが多すぎると、ごちゃごちゃした印象になり、落ち着きません。

どうしても飾りたい場合は、

  • 数を絞る: 飾るものの数を厳選しましょう。
  • 色やテイストを統一する: 統一感を出すことで、スッキリと見えます。
  • ベッドから見えない場所に飾る: 寝る時に視界に入らない場所に飾りましょう。

基本的には、「隠す収納」をメインにし、生活感のあるものや、ごちゃごちゃして見えるものは、クローゼットや引き出しにしまいましょう。

4. 照明を工夫する

寝室の照明は、明るすぎると目が冴えてしまい、眠りにつきにくくなります。

間接照明や、暖色系の照明を取り入れ、リラックスできる空間を作りましょう。

  • 間接照明: 壁や天井に光を当て、反射光で空間を照らす間接照明は、目に優しく、リラックス効果があります。
  • 暖色系の照明: オレンジ色の光は、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。
  • 調光機能付きの照明: 明るさを調整できる照明もおすすめです。

5. 定期的に換気をする

寝室は、寝ている間に汗をかいたり、呼吸をしたりすることで、空気が汚れやすい場所です。

朝起きたら窓を開けるなど、換気をし、新鮮な空気を取り入れることを意識しましょう。

換気をすることで、カビやダニの発生を防ぎ、快適な睡眠環境を保てます。

6. 寝具を整える習慣を作る

朝起きたら、寝具を整える習慣をつけましょう。

ベッドメイキングをすることで、寝室全体がスッキリと見え、気持ちよく一日をスタートできます。

夜疲れて帰ってきた時に、ぐちゃぐちゃのベッドに入るよりも、綺麗なベッドに入った方が気持ちよく眠りにつけます。

これらのコツを参考に、寝室をスッキリと片付け、心身ともにリラックスできる空間を作りましょう!

子供部屋を片付けるコツ

子供部屋は、おもちゃ、絵本、服、学用品など、様々なモノで溢れがち。

「何度言っても片付けてくれない…」「すぐに散らかってしまう…」と、お悩みの親御さんも多いのではないでしょうか?

実は、子供部屋の片付けは、年齢によって、押さえるべきポイントが変わってきます。

ここでは、年齢別の片付けのコツと、子供が「自分で片付けたい!」と思えるような収納の工夫をご紹介します!

自分で身の回りのことができない年齢(未就学児など)

この時期は、まだ子供自身で片付けをするのは難しいので、親が主導で片付けやすい環境を整えてあげることが大切です。

  • 絵や写真でラベリング: まだ字が読めない子供には、絵や写真でラベリングをすると、どこに何を戻せばいいか分かりやすくなります。
  • オープン収納: 扉や引き出しのない、オープンな棚やカゴがおすすめです。中身が見えるので、子供もどこに何があるか分かりやすく、出し入れも簡単です。
  • 大きめの収納ケース: 細かく分類するよりも、大きめの収納ケースにざっくりと収納する方が、子供には片付けやすいです。
  • 収納はシンプルに: おもちゃなどを、カゴやボックスにポイポイ入れるだけにしましょう。

子供の教育の意味も含めて、親が一緒に片付けると良いでしょう。「できたね!」「すごいね!」と褒めることで、子供のやる気を引き出せます。

参考:おもちゃの片付けを攻略するカギは「子どもが片づけやすい環境作り」

自分で身の回りのことをこなせるようになってきたら(小学生頃)

自分で身の回りのことができるようになってきたら、子供自身が片付けられるようサポート役に回りましょう。

  • 子供と一緒にルールを決める: 「おもちゃは寝る前に片付ける」「脱いだ服は洗濯カゴに入れる」など、子供と一緒にルールを決めると、納得して協力してくれます。
  • 時間割表や持ち物リストを活用: 忘れ物をしないように、時間割表や持ち物リストを見える場所に貼り、自分で準備できる工夫も有効です。
  • 定期的に見直し: 定期的に子供と一緒に持ち物を見直し、不要なものは処分することもだんだんと覚えていきましょう。
  • ラベリング: 字が読めるようになったら、絵や写真ラベルからは卒業しても良いかもしれません。ただし、難しすぎる漢字は避けましょう。

ただし、子供の片付けをサポートするためには、親自身の片付けスキルを高める必要があります。

片付けは苦手だと感じる方は、今からでも遅くないので、片付けスキルを学んでいきましょう。

参考:片付けられない人から卒業しよう!今から始められる片付け上手への道

お風呂場を片付けるコツ

お風呂場を片付けるコツは、浮かせる収納を駆使することです。

水回りは油断するとすぐにカビやヌメリが発生します。これは、水滴が溜まることが主な原因です。

全てのものを浮かせておけば、水滴が溜まる場所が少なくなり、カビやヌメリのリスクが大きく減り、掃除の手間も減らせます。

備え付けの棚など、外せるものは全て外し、シャンプーなどお風呂場においておきたいものは全てうかせましょう。

どうやって浮かせるの?と思ったからは以下の記事をご確認ください。
参考:浮かせる収納歴8年の私が辿り着いた壁を傷つけずに浮かせる簡単な方法

在宅ワーク部屋を片付けるコツ

ここでは、在宅ワーク部屋をスッキリと片付け、仕事の効率をアップさせるためのコツをご紹介します!

まずは場所の確保!

在宅ワークを始めるにあたって、まず考えたいのが「どこで仕事をするか」です。

理想は、在宅ワーク専用の部屋(書斎)を確保することですが、間取りの都合上、難しい場合も多いでしょう。

しかし、諦める必要はありません。専用の部屋がなくても、工夫次第で快適なワークスペースを作ることは可能です。

例えば、

  • リビングの一角: パーテーションや棚で仕切ったり、ロールスクリーンで目隠しをするなどして、リビングの一角にワークスペースを作ることができます。
  • 寝室の一角: ベッドから離れた場所にデスクを配置し、仕事とプライベートの空間を分けましょう。
  • 押入れやクローゼット: 意外な場所ですが、押入れやクローゼットの中を改造して、ワークスペースにする方法もあります。
  • デッドスペースの活用 階段下や廊下の突き当りなど

場所を確保するためには、まず、家の中にあるモノを減らす必要があります。以下の記事を参考に、まずは断捨離から始めてみましょう!
参考:初心者でも迷わない細かすぎる断捨離マニュアル|ミニマリストの始め方

在宅ワーク専用の書斎が確保できる場合

もし、幸運にも在宅ワーク専用の書斎を確保できるなら、自分にとって最高の仕事環境を作り上げましょう!

基本的には、会社のデスク周りと同じように考えればOKです。

在宅ワーク専用の書斎が確保できない場合

専用の書斎が確保できない場合、カバン一つに仕事に関係する道具をまとめておきましょう。必要な時にリビングのテーブルなどに出して使えば最低限の環境が作れます。

ノートパソコン、書類、筆記用具、充電器など、仕事に必要なものを全てカバンに入れておけば、使う時にサッと取り出せ、使い終わったらすぐにしまえます。プライベートな書類と混ざることもありません。

「カフェで仕事をする時のように」と考えると、イメージしやすいかもしれません。

この場合、大型モニターが使えないデメリットはありますが、最低限の環境は作れるはずです。

ここまでが部屋別の片付けのコツです。次はアイテム別にみていきましょう。

片付けたいモノが決まっている方:アイテム別のコツを知る

ここでは、アイテム別の片付けのコツをご紹介します。それぞれのアイテムに合った方法で、効率よくスッキリと片付けましょう。

場所別に進めるか、もの別に進めるかは、悩ましいところです。「ときめき」で捨てるか判断する方法で有名なこんまりさんはアイテム別の片付けを推奨しています。
参考:「場所別」はダメ、「モノ別」に片づけよう – 近藤麻理恵. 人生がときめく片づけの魔法 改訂版 (Japanese Edition) (p. 30). (Function). Kindle Edition.

書類を片付けるコツ

ついつい溜まってしまいがちな書類。

税金関係、保育園からのお知らせ、ただの広告、町内会のお知らせ…と、種類も様々で、整理するのも一苦労です。

書類を片付けるコツは、「片付けるもの」ではなく、「タスク」として捉えることです。

  • これは何? (例: 請求書、契約書、取扱説明書、学校からのプリント、チラシ…)
  • 何か「やること」はある? (例: 支払う、提出する、電話をする…)

書類を1枚ずつ手に取り、以下の質問をしていくと、やるべき行動が見えてきます。やることがなければ、それはとっておきたい資料か、ゴミです。

おすすめの書類の収納方法

オススメの書類収納は、「無印良品のファイルボックス」と「個別フォルダを組み合わせる」ことです。

無印良品のファイルボックス:シンプルなデザインで、どんなインテリアにも馴染みます。サイズA4個別フォルダにぴったりです。

A4個別フォルダ:書類を1枚ずつ挟めて薄いため、ファイルボックスにたくさん収納可能。見出しを付けられるので、何の書類か一目で分かるのもポイント。

食器を片付けるコツ

食器は壊れやすいイメージがありますが、意外と丈夫で長持ちします。

一方で、友人からのプレゼント、旅行のお土産、衝動買いなど、様々なシーンで増えていく機会が多いものでもあります。

使っていない食器に対し、「まだ使えるし…」と、なかなか捨てられない方も多いはずです。

食器を片付けるコツは、「必要な食器の数」を見極めることです。

  • 食器洗いの頻度は? (毎食後? 1日1回?)
  • 家族は何人?
  • どんな料理を作る? (和食が多い? 洋食が多い?)
  • 来客はどのくらいある? (頻度、人数)
  • 来客とはどのような間柄? (親しい友人? フォーマルな来客?)

これらの質問に答えることで、「普段使いの食器」「来客用の食器」「特別な日の食器」など、必要な食器の種類と数が明確になっていきます。

食器の数が分かったら、あとは数に合わせて、断捨離したり買い足したりするだけです。自分たちに必要な食器の数を見極めて、食器の数自体を減らしましょう。

数が減れば、収納に困ることはほとんどなくなるはずです。

服・バッグ・靴の整理整頓術

  • 「クローゼットは服でパンパンなのに、着たい服がない…」
  • 「バッグはたくさんあるのに、いつも同じものばかり使ってしまう…」
  • 「靴箱に入りきらない靴が、玄関に散乱している…」

これらのアイテムを整理整頓するコツは、「自分にとって本当に必要な量」を知ることです。

服、バッグ、靴は、着る時、使う時だけでなく、買う時や見ている時も楽しいもの。そのため、ついつい増えすぎてしまいがちです。

しかし、人の体は一つです。同時に2つのコートは着れません。「自分に必要な量」を知ることで、衝動買いをせずに済むようになります。

それでも服は捨てられない・・・

実用上は必要ないけど、どうしても欲しいものは、それはコレクションです。もちろん好きなコレクションを無理に捨てる必要はありません。

しかし、収納スペースの圧迫という現実的な問題は考える必要があります

以下の記事を参考に収納スペースが足りない時の対策をとりましょう。

参考:【収納が足りない】狭い部屋でも収納力を増やす3STEPとは?

本の整理整頓術

「いつか読むかも…」と、なかなか捨てられない人も多いのではないでしょうか?

本の整理整頓術は、「いつ読むのか」を具体的に考えることです。

読みかけの本でも、「もう読む時間がないな」と感じたら、思い切って手放しましょう。

世の中には、人が一生かかっても読みきれないほどの本があります。「いつか読みたい本」も、「寝る前に読む!」「通勤時間中に読む!」といったように、具体的に読む時間を確保できない場合は、その本は一生読まれないと思った方が良いでしょう。

ただし、以下のような本は例外です。

  • 仕事関係の専門書・教科書: いつ必要になるか分からないものの、定期的に読むタイミングがあるはずです。
  • インテリアの一部になっているもの: これらは本ではなく、飾りとして扱いましょう。捨てる時は、インテリアを変えようと思った時です。
  • 思い出がある本: 例えば、受験勉強で書き込みまくった問題集、子供が小さい頃に読んでいた絵本など、特別な思い出がある本は、無理に捨てる必要はありません。

今後、本を買うときは、電子書籍を優先するのもおすすめです。電子書籍なら、何冊持っていても場所を取りませんし、いつでもどこでも読むことができます。

写真の整理整頓術

写真は、大切な思い出を記録してくれるものです。しかし、大切な思い出の記録だからこそ写真の片付けは大変です。

写真の片付けには、主に以下の2つの方法があります。

写真をデータ化する

おすすめの方法はデータ化することです。

データ化のメリット
  • 収納スペースが不要になる
  • 写真の劣化を防げ
  • 自動で整理してくれるサービスもある
  • スマホやパソコンでいつでも見れる
  • 動画やスライドショーにして、新たな楽しみ方ができる

写真が少ない場合はスマホアプリで十分データ化できますが、写真が大量にある場合は、かなりの時間がかかります。あまりに写真が多いようなら専門業者に依頼するのも検討しましょう。

参考:カメラのキタムラ_写真のデータ保存・復元サービス

写真はあえて「片付けない」選択肢もアリ

「写真の片付けが進まないな」と悩んだ時は、「あえて片付けない」選択肢を知っておきましょう。

写真は見返す時に、整理されていなくても、十分に楽しめます。一方、頑張って整理したとしても作り出せる収納のゆとりはごくわずかです。

「アルバムを作る過程を楽しみたい」のではなく、単純に部屋を片付けたいのであれば、写真は後回しにしましょう。

ただし、保管環境には気をつけましょう。写真は意外と劣化しやすい*1ものです。 自宅の保管環境が心配な場合は、信頼できる宅配トランクルームサービスなどを利用するのも良いアイデアです。
参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ
*1:日本図書館協会. (2025). Retrieved 9 February 2025, from https://www.jla.or.jp/portals/0/html/hozon/ifla05.pdf

写真を捨てる基準は?

写真は、無理に捨てる必要はありません。

捨てるくらいならデータ化しましょう。データ化すれば、ほぼ無制限に、劣化することなく保存できます。

大切な思い出を無理に捨てずに、賢い選択をしていきましょう。

自分に合った整理整頓術が知りたい!:性格別の片付けのコツ

「片付けなきゃ…」と思っても、なかなかやる気が出なかったり、自分に合った方法が分からなかったりすること、ありますよね。

実は、片付けの「正解」は一つではありません。自分の性格に合った方法を見つけること、片付け成功への近道なんです。

ここでは、性格別に、おすすめの片付けのコツをご紹介します。

ミニマリスト志向なあなた

ミニマリスト志向なあなたは、片付けにおいて、かなり有利なタイプ!

片付けの最初のステップである「モノを減らす」ことが得意なので、その後の収納や習慣化も、比較的スムーズに進められるでしょう。

さらに上を目指すなら…

  • 「本当に必要なモノ」を、とことん追求する: 「お気に入り」「使い心地が良い」「長く使える」など、自分なりの基準を設け、さらにモノを厳選してみましょう。
  • 「1つ買ったら、2つ手放す」: 新しいモノを買う時は、今あるモノを2つ手放すくらいの気持ちで。
  • 「モノを持たない」という選択肢を極める: レンタルサービスやシェアサービスを活用して、「モノを持たない暮らし」に挑戦してみるのも良いでしょう。意外なものもレンタルできるかもしれません。

ミニマリストを目指すあなたは、以下の記事で最初の1歩を踏み出しましょう。
参考:初心者でも迷わない細かすぎる断捨離マニュアル|ミニマリストの始め方

ミニマリスト志向の方が注意すべき点

家族と同居している場合は、家族の価値観を尊重するようにしましょう。

家族のモノまで「不要でしょ!」と勝手判断するのはNGです。

家族のものが気になり始めたら、以下の記事を参考に、家族と一緒に片付けを進める方法を進めましょう。
参考:みんなの力を借りよう - 最新のモチベーション科学に学ぶ、片付けのやる気スイッチを押す方法

収納グッズが大好きなあなた向けの整理整頓術

  • 素敵な収納グッズを見ると、つい買ってしまう
  • 収納アイデアを考えるのが好き

そんなあなたは、限られた収納スペースを最大限に活用し、スッキリと使いやすい空間を作るのが得意なはずです。

さらに上を目指すなら…「モノを減らす」ことにも目を向けましょう

どんなに収納上手でも、モノが多すぎると、いずれ限界が来ます。「本当に必要なモノ」を見極め、不要なモノは手放すことを学んでみましょう。

参考:目指せミニマリスト!初心者が断捨離に成功するためのコツ9選

ズボラな方向けの整理整頓術

  • 片付けは苦手…
  • 面倒くさいことは嫌い…

というズボラなあなた。ズボラな方は「楽して片付く仕組み」を作りましょう!

ズボラさんにおすすめの片付く仕組みの例

  • 必要以上に買わない: 自分に必要なものを知って、必要以上にモノを買わないようにしましょう。買わなければ、その後の収納に悩むこともありません。
  • 「一時置き場」を作る: 「とりあえず」でモノを置ける場所を作りましょう。何でも置いて良い場所をつくることで逆に「床やテーブルにモノを放置しない」というルールを守りやすくなり、家が片付いた状態をキープしやすくなります。
  • ゴミ箱を整備する: ゴミを捨てるハードルを下げましょう。捨てたい時にすぐに捨てられるように、地域の分別に合わせたゴミ箱をつくることが大切です。

「面倒だな」と思ったら、楽して片付く仕組みで解決できないか一度考えてみましょう。

面倒なことに気付けるのはズボラな方の大きな長所です。仕組みで解決さえできれば何もしなくても片付く家が作れる可能性を秘めてます。

以下の記事では、楽して片付く仕組み作りを解説しています。
参考:進まない片付けに疲れたら|子育て世帯のための散らからない部屋作り

あれもこれも思い出があって捨てられない!と言うあなた

  • モノに思い出が詰まっている
  • 捨てるのはもったいない

と感じて、なかなかモノを手放せないあなた。そんなあなたは、無理に捨てる必要はありません。

特に、思い出の品は、無理に捨てて後悔するよりも、大切に保管しておくことを選びましょう。

ただし、収納スペースには限りがあるのも現実です

そこでおすすめなのが、「宅配型トランクルームに預ける」という選択肢です。

預ける収納サービスのメリット
  • 収納スペースを増やせる: 捨てられないモノを預けることで、自宅の収納スペースを有効活用できます。
  • いつでも取り出せる: 必要な時に、いつでも取り出すことができます。
  • 劣化を防げる: 温度や湿度を24時間管理しているサービスがほとんどです。大切な思い出の品を、良い状態で保管できます。特に劣化が心配な写真やアルバムには大切なポイントです。

「捨てる」以外の選択肢を知っておくことで、気持ちが楽になり、片付けもスムーズに進められます。

参考
信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ
信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

自分の性格に合った片付け方を見つけて、快適な空間を手に入れましょう!

ライフスタイル別の整理整頓術を知りたい!:家族構成別の片付けのコツ

家族構成やライフスタイルによって、最適な片付け方法は異なります。

ここでは、家族構成別に、片付けのコツと、快適な空間を作るためのポイントをご紹介します!

一人暮らしのワンルームの場合

一人暮らしのワンルームは、限られたスペースをいかに有効活用できるかが、快適な暮らしを左右します。

片付けの3大ポイント

  1. モノを減らす: 「なんとなく」でモノを増やさないように、本当に必要なモノだけを持つように心がけましょう。「1つ買ったら、1つ手放す」ルールを作るのもおすすめです。
  2. 収納のサブスクを活用する: 収納のサブスクを活用すれば、部屋の広さに関係なく収納を増やすことができます。(参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ
  3. 「縦の空間」を活用する: 広さが限られているワンルームでは、「縦の空間」を活用することが大切です。できるだけ背の高い家具を選んで収納力を最大限増やしましょう。

「見せる収納」と「隠す収納」のバランスも大切です。

お気に入りの雑貨や本などは「見せる収納」で飾り、生活感のあるものや、ごちゃごちゃして見えるものは「隠す収納」でスッキリとさせましょう。

詳細は以下の記事をどうぞ。
参考:【収納が足りない】狭い部屋でも収納力を増やす3STEPとは?

家族暮らしの場合

家族暮らしの場合は、家族みんなが使いやすく、片付けやすい収納を作ることが大切です。

片付けの3大ポイント

モノの定位置を決める: 全てのモノに定位置を決め、「使ったら、元の場所に戻す」を徹底しましょう。
参考:【物の住所が決められない方へ】収納場所の決め方の完全ガイド

ラベリングを徹底: 家族みんなが、どこに何を戻せばいいか分かるように、ラベリングを徹底しましょう。
参考:リバウンドを防ぐラベリング術|テプラとマステだけで片付く収納が作れる!

家族みんなで片付けに参加する: 片付けは誰かの仕事ではなく、家族みんなで協力して行えるようにしましょう。
参考:みんなの力を借りよう - 最新のモチベーション科学に学ぶ、片付けのやる気スイッチを押す方法

家族に「片付けて!」と怒るのではなく、家族みんなで協力できる環境づくりをしてみれば、きっとみんな協力的になってくれるはずです。

こんな時どうする?:状況別の片付け術

ここでは、よくある状況別に、片付けの解決策をご紹介します。

部屋に収納がない時の片付け術

「収納スペースが少なすぎる…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

収納不足は以下の3ステップで解決します。

  1. モノを減らす: まずは不要なものがないか見直します。
  2. 収納のサブスクを活用する: 収納のサブスクを活用すれば、部屋の広さに関係なく収納をほぼ無限に増やすことができます。(参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ
  3. 「縦の空間」を活用する: できるだけ背の高い家具を選んで収納力を最大限増やしましょう。

この3ステップは順番が大切です。特に「収納を増やす」のは最後にしましょう。人は収納スペースがあると余分に埋めたくなるものです。

以下の記事では、収納不足を解消する手順を解説しています。
参考:【収納が足りない】狭い部屋でも収納力を増やす3STEPとは?

物が多い家を片付けるコツ

「モノが多すぎて、片付かない…」という場合は、「無理せずにモノを減らすテクニック」を身に付けましょう。

モノが多くて悩んでいる方は、モノを大切にしたい優しい性格である方がほとんどです。

モノを大切にしたい方が無理に捨てようとすると、どうしても強いストレスを感じてしまいます

そこで、「無理せずにモノを減らすテクニック」が大切になるのです。

無理せずにモノを減らすテクニック
  • 思い出の品は、捨てずに「預ける」
  • もったいないと思うモノは捨てずに「売る」

この2つのテクニックを知るだけで、ストレスなくモノを減らせます。

思い出の品は、捨てずに「預ける」

思い出の品はモノが溜まってしまう大きな原因です。特に、捨てたら2度と取り戻せないことが、思い出の品の断捨離を難しくしています。

そこで宅配型トランクルームに預けるのはどうでしょうか?

預けるだけなら、思い出を振り返りたい時に取り出すことが可能です。数年後に家族旅行の思い出をタイムカプセルのように取り出して、家族と話をするのも充実した時間になるはずです。

思い出がたくさんあること自体は素敵なことです。それ自体を否定せずに、家の収納不足問題も解決する選択肢もあることを知っておきましょう。

参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

もったいないと思うモノは捨てずに「売る」

「高かったから、もったいない」「まだ使えるから」という気持ちもモノが溜まってしまう原因です。

そんな時には、思い切って売ってしまうことをオススメします。

売ってしまえば、ちょっとしたお小遣いになるかもしれません。また、売れると言うことは買い取ってくれた方が再度使ってくれるということでもあります。

売ることは、お財布にも、地球環境にも、モノにも優しい、「エコな選択」なのです。

参考:断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介

モノを減らす=捨てるではありません。売る、預けるなど、「捨てる」以外の選択肢があることを知っておきましょう。

参考:目指せミニマリスト!初心者が断捨離に成功するためのコツ9選

忙しくて、とにかく片付ける時間がない!という方向けの整理整頓術

「忙しくて、片付けの時間が取れない…」という方多いのではないでしょうか?

特に、子育てと仕事に追われるママ・パパは、こんな悩みを抱えているはずです。自分の睡眠時間も取れない中、片付けまでは手が回らない・・・と悩む気持ちよくわかります。

ちなみに私がこのサイトを立ち上げたきっかけもこの「時間のなさに困った経験」でした。
参考:私が当サイトを始めたきっかけ

あまりに時間がない時には、「散らからない部屋作り」が有効です。散らからない部屋をつくれば、スキマ時間のみで少しづつ綺麗な部屋へ変えていくことができます。

散らからない部屋作りのポイント
  • モノを家に入れない:そもそもモノが家に入ってこなければ、片付けに悩むことはありません。不要なものを買わない、ダイレクトメールは登録しない、買わずに借りるなど、できることは意外とたくさんあります。
  • 全てのものに定位置を決めて必ずラベルする:仮に散らかっても戻すべき場所があれば、短い時間で片付けられます。
  • モノを家から出しやすくする:使わないなと思ったその時に処分できるよう、ゴミ箱を徹底的に使いやすくしましょう。

まとまった時間が取れなくても、諦めないでください。環境さえ整えば、「スキマ時間」や「ながら片付け」で、少しずつ部屋はキレイになります。

参考:進まない片付けに疲れたら|子育て世帯のための散らからない部屋作り

緊急!すぐに部屋を片付ける方法

「急な来客が!」など、緊急で部屋を片付けなければならない場合もありますよね。

そんな時は、お客様の目に入る場所にある雑多なものをとにかく他の部屋に移動させるしかありません。

クローゼットや押し入れ、引き出しなど、見えない場所に、どんどんモノをしまい込みましょう。

ただし、これはあくまでも「応急処置」です。

普段からいつ来客が来ても良いような家にしておきましょう。いつ来客が来ても困らない家は、同時に暮らしやすい家でもあります。これを機に片付けに取り組んでみるのも良いかもしれません。

以下の記事では、最初の1歩から片付けが完了するまでの手順を初心者でも迷わないように解説しています。この手順通り片付ければ、迷わず最短で片付けられます。
参考:部屋の片付けマニュアル完全版|どこから手をつける?正しい順番は?

ゴミ屋敷・汚部屋になってしまってどうしようもない…と悩む方向けの整理整頓術

もし、すでに部屋が散らかりすぎて、どこから手をつければいいか分からない…という場合は、プロの力を借りるのがおすすめです。

片付けを行うためには、どうしても作業スペースが必要です。

床が見えないくらいの散らかってしまうとまずこの作業スペースを作るので一苦労です。これは多くの場合、自分1人では越えられない壁です。

不用品回収業者を利用して、最低限作業スペースの確保までは一気に進めてしまいましょう。

どの業者に頼む?

不用品回収業者や片付け代行業者を探す場合、まずは一括見積りサイトを活用しましょう。

どの業者が安いかは、以下の基準によって大きく異なります。

不用品回収業者を選ぶ基準
  • 住んでいる地域
  • 不用品の量
  • 不用品の種類

おすすめの一括見積りサイトは、「不用品回収の窓口」です。

不用品回収の窓口」では、「おおよその回収量・建物の種類・エレベータの有無・駐車場の有無・住所・連絡先」を記入するだけで、複数の不用品回収業者からメール・電話で見積り結果が届き、最安値がすぐに見つかります。

公式サイトはこちら
>>不用品回収の窓口

知っておけば、いざという時に頼りになる!片付け・整理整頓ツール&サービス

ここでは、片付けの味方になってくれるおすすめのサービスやツールをご紹介します。

1. 整理収納アドバイザー

  • 自分一人では、どうしても片付けられない…
  • プロのアドバイスが欲しい!

という方におすすめなのが、整理収納アドバイザーです。

あなたのライフスタイルや悩みに合わせて、最適な片付け方法を提案してくれます。

具体的に、どんなことをしてくれるの?

大まかには以下の流れです。

  • カウンセリング: あなたの悩みや、理想の暮らしについて、じっくりとヒアリングします。
  • プランニング: あなたの家に合った、具体的な片付けプランを作成します。
  • 作業サポート: 一緒に片付け作業を行い、収納方法などをアドバイスします。
  • アフターフォロー: 片付け後も、リバウンドしないように、継続的なサポートをしてくれます。

「プロのサポートを受けつつ、片付けしてみたい!」と思ったら、まずは相談してみましょう。

参考:片付けの相談 - ココナラ公式

2. 不用品回収サービス

「不用品が多すぎて、自分では処分できない…」という方におすすめなのが、不用品回収サービスです。

不用品回収サービスは、不要になった家具や家電、衣類などを、まとめて回収してくれるサービスです。

メリット

  • 手間がかからない: 自分でゴミを分別したり、運び出したりする必要がありません。
  • すぐに処分できる: 申し込みから最短即日で回収に来てくれる業者もあります。
  • 大量の不用品を一度に処分できる: 引っ越しや、大掃除などで出た大量の不用品も、一度に処分できます。

デメリット

  • 費用がかかる: 業者や、不用品の量によって異なりますが、費用がかかります。
  • 悪質な業者もいる: 中には、不法投棄をしたり、高額な料金を請求したりする悪質な業者もいるので、注意が必要です。

業者を選ぶ際のポイント

  • 実績や口コミをチェックする: 業者のホームページや口コミサイトで、実績や評判を確認しましょう。
  • 料金体系を確認する: 料金体系が明確かどうか、追加料金が発生しないかなどを確認しましょう。
  • 見積もりを取る: 複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

これらのポイントを押さえて業者を選ぶのは意外と時間と手間がかかるものです。

そこで一括見積もりサイトを活用しましょう。おすすめは不用品回収の窓口です。

不用品回収の窓口」では、「おおよその回収量・建物の種類・エレベータの有無・駐車場の有無・住所・連絡先」を記入するだけで、複数の不用品回収業者からメール・電話で見積り結果が届き、最安値がすぐに見つかります。

さらに不用品回収の窓口で紹介されているのは、厳しい審査を通過した加盟店のみのため、悪質業者にあたってしまうリスクも抑えられます。

公式サイトはこちら:不用品回収の窓口

3. 宅配型トランクルーム

「捨てるに捨てられないけど、家に置いておく場所がない…」というものはありませんか?

そんな時に便利なのが、宅配型トランクルームです。

宅配型トランクルームは、自宅から宅配を使って、荷物の預け入れ・取り出しを行います。

「収納はもうパンパンだけど、捨てられるものはもうない!」という時に活躍します。

メリット

  • 自宅の収納スペースを増やせる: 捨てられないけど、普段使わないものを預けることで、自宅の収納スペースを有効活用できます。
  • いつでも取り戻せる:捨てる訳ではないので、必要になったらいつでも取り戻せます。
  • 空調・セキュリティ完備: 自宅の押入れよりも良い保管環境を実現しており、大切な荷物を、安心して預けられます。
  • 月額数百円から利用可能: 比較的リーズナブルな料金で利用できます。

デメリット

  • 自分で荷物を運ぶ手間が省ける: 自宅まで集荷・配達に来てくれるので、自分で荷物を運ぶ必要がありません。
  • すぐに取り出せない: 預けた荷物をすぐに取り出すことはできません。

どんなものを預けるのに向いている?

基本的には、「使わないけど、捨てられない」モノ達が預けるのに向いているサービスです。

  • 思い出の品
  • シーズンオフの衣類や家電
  • 趣味のグッズ
  • 書籍や書類
  • イベント用品

これらのものが自宅に溜まっていたらチャンスです。預けるだけで、家は一気にスッキリします。

参考:信頼できる宅配型トランクルームおすすめ3選|預けるのが不安な方へ

4. 各種買取サービス

  • まだ使えるからもったいない
  • 高かったし捨てるのも気が引ける

こんな時は、買取サービスを利用して、賢く手放しましょう!

ただし、高く買い取ってもらうことにこだわりすぎないことが大切です。

高く売るために何より大切なのは、「人気商品を売ること」ですが、都合よく人気商品ばかり家から出てくることは、ほとんどありません。

また、少しでも高く買い取ってもらおうとすると、以下のような手間をかけなければなりません。

  • できるだけ綺麗な状態にする
  • 付属品を揃える
  • 複数の業者に査定を依頼する
  • 需要が高まる時期を狙う

高く売るために上記のような手間をかけている間にも、自分の時給が発生しています。ほとんどの場合、買取価格の上乗せ分よりも素直に残業した方がお得です。

買取価格にこだわりすぎず、自分の気持ちに整理をつける目的で、買取サービスを使うことをオススメします。

参考
売る?捨てる?断捨離中に迷った時は「自分の時給」が判断基準
断捨離をグッと前に進める買取業者の選び方とオススメのお店を紹介

5. ラベリング用のテプラ

ラベルはリバウンドを防ぐのに必須です。収納にラベルを貼れば、中に何が入っているか一目で分かり、家族全員が元の場所に片付けられるようになります。

しかし、ラベリングは意外とめんどくさいものです。

そんな時におすすめなのが、テプラです。

職場や学校で使うイメージが強いかもしれませんが、テプラは家庭でも大活躍します。簡単におしゃれなラベルを作ることができるため、ラベルを習慣化するのに必須と言っても良いです。

テプラは以下の基準で選ぶと良いでしょう。

テプラの選び方
  • 6mm幅で3行以上印刷できること(印字幅が18mm以上):ラベリングに慣れてくると、一緒に何かをメモしたくなるはずです。例えば、在庫管理をする場合は、いつ補充するか、補充量、売っているお店、補充する製品名などをメモしたくなりませんか?単純に複数のモノを1つのBOXに収納したりすることもあるので、私の経験上、最低3行以上ラベルできると便利です。
  • 電池式であること:ラベルはいつでも簡単に作成できる環境にしておきましょう。電源に繋ぐ手間があるだけで、人は面倒になってラベルしなくなってしまいます。

おすすめのテプラ

以下のテプラは、印字幅が約18mmで、電池式です。

少し高いですが、これがあるだけでリバウンドを防げます。一台は準備しておくと良いでしょう。

無印良品 やわらかポリエチレン

無印良品にはたくさんの収納用品がありますが、中でもオススメしたいのが「やわらかポリエチレン」です。

家中の収納をやわらかポリエチレンに統一するだけで、統一感のあるおしゃれな部屋が実現します。

部屋に統一感がなく、ごちゃごちゃしている」という悩みを抱える方は少なくありません。

部屋のごちゃつき感を解決する手段はたくさんありますが、最も手軽かつ確実と言えるのが、「収納用品の統一」です。収納用品を統一すれば、デザイン・色調なども自然と統一され、部屋全体にまとまりが生まれます。インテリアコーディネートに自信がない方ほどおすすめしたいテクニックです。
参考:見せる収納をおしゃれにする3つのコツ【センスがなくても大丈夫】

しかし、実際に収納を統一しようとすると、どんな場所にも使える収納は探すと意外と少ないことに気づくはずです。

やわらかポリエチレンは、以下の特徴があり、本当にどこでも使えます

やわらかポリエチレンの魅力

豊富なサイズ展開: 様々なサイズがあるので、自宅の棚に合うぴったりのサイズが必ず見つかります

  • : 約幅25.5×奥行36×高さ8cm
  • : 約幅25.5×奥行36×高さ16cm→最もおすすめ
  • : 約幅25.5×奥行36×高さ24cm
  • : 約幅25.5×奥行36×高さ32cm
  • ハーフ・小: 約幅18×奥行25.5×高さ8cm
  • ハーフ・中: 約幅18×奥行25.5×高さ16cm→最もおすすめ
  • ハーフ・大: 約幅18×奥行25.5×高さ24cm
  • その他:丸形などもあります。

安い:収納を統一する数を揃えなければなりません。やわらかポリエチレンは比較的安価なため、費用を抑えつつ数を揃えやすいです。

ロングセラー:収納は生活に合わせて変化します。廃盤リスクが小さく、後から買い足し可能なロングセラー製品であることは重要です。

どんな部屋にも馴染むデザイン: 無印良品らしい、シンプルで主張しないデザインは、どんな部屋にも馴染みます。

不要になったら売れる:生活の変化に合わせて、不要になった場合にも人気があるため、フリマアプリなどで売ることが可能です。

角がなく丸いため安全:高い場所からの落下や、小さな子がぶつかったりしても安心です。

洗える:水に強いので、汚れたら丸洗いできます。

キッチンや洗面所などの水回りでも大活躍:水に強いので、水回りでも使えます。

冷蔵庫でも使える:耐冷・耐熱温度が-20℃~60℃なので、冷蔵庫や冷凍庫でも使用可能です。

やわらかポリエチレンは「家中の収納の統一」が実現できる数少ない製品です。収納ボックス選びに迷ったら、とりあえずやわらかポリエチレンにしておけば失敗はしないでしょう。

無印良品 ユニットシェルフ

無印良品の「ユニットシェルフ」は、簡単に部屋に統一感を出せるアイテムです。

部屋に統一感がなく、ごちゃごちゃしている」という悩みを抱える方は少なくありません。

部屋のごちゃつき感を解決する手段はたくさんありますが、最も手軽かつ確実と言えるのが、「収納用品の統一」です。

しかし、特に大型の家具はサイズに制限があり、家の間取りに合わないことも多いものです。

そんな時にユニットシェルフが活躍します。ユニットシェルフは高さ、幅を置きたい場所に合わせて、自由度高くカスタマイズ可能で、ほぼどんな場所にも置くことができます。

ユニットシェルフの魅力
  1. 圧倒的な自由度: 棚板の高さや枚数、バスケット、ボックスなど、パーツの種類が豊富で、組み合わせは無限大! 収納したいモノや、置きたい場所に合わせて、自由にカスタマイズできます。
  2. シンプルなデザイン: 無印良品らしい、シンプルで無駄のないデザインは、どんなインテリアにもスッと馴染みます。 飽きのこないデザインなので、長く使えるのも魅力です。
  3. 組み替え・拡張が簡単: パーツは簡単に取り付け・取り外しができるので、模様替えや引っ越しの際も、組み替えて再利用できます。 ライフスタイルの変化に合わせて、収納を拡張したり、縮小したりすることもできます。

「ユニットシェルフ」は、まさに、暮らしに合わせて、自由に形を変えられる、万能収納です。

「ユニットシェルフ」と「やわらかポリエチレン」組み合わせれば、インテリアの知識がなくても、統一感のあるおしゃれな空間を作ることが可能です。

そもそもなぜ片付けなきゃいけないの?知っておきたいメリット7つ

「片付けなきゃ…」と思いつつも、なかなかやる気が出なかったり、後回しにしてしまったり…。

そもそも、なぜ私たちは片付けをしなければいけないのでしょうか?

片付けには、単に部屋がキレイになるだけでなく、私たちの生活をより豊かにしてくれる、様々なメリットがあるんです。

片づけのメリット7選
  • 時間にゆとりができる
  • ストレスが減る
  • 出費が減る
  • テキパキと行動的になれる
  • 間食を減らせる
  • 人間関係もよくなる
  • おしゃれな部屋にしやすくなる

片付けは、単なる「作業」ではなく、「より良い暮らし」を送るための「投資」です。ぜひ、今日からできることから始めて、片付けのメリットを実感してみてください!

メリットを詳しく知れば、「片付けなきゃ…」という義務感から、「片付けたい!」という前向きな気持ちに変わるかもしれません。
参考:片付けのメリットと効果7選|読めば片付けたくなってくる!

プロの片付け術を知りたい方におすすめする3つの本

「もっと詳しく、プロの片付け術を知りたい!」という勉強熱心な方向けに、片付けのプロが書いたおすすめの本を紹介します。

人生がときめく片づけの魔法

世界中でベストセラーとなった、近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」です。

こんまりさんと言えば、「ときめき」を基準にモノを残すか手放すかを決める、独自の片付け術が有名です。しかし、この本だけではなく「ときめき」だけではなく習慣化、収納術など片付けに必要な要素を全て抑えた片付け術がしっかと紹介されています。

親しみのある読みやすい文章で、体系的に片付けを学びたい方にはおすすめです。

整理収納アドバイザー公式テキスト 一番わかりやすい整理入門 第4版

整理収納の資格「整理収納アドバイザー」の公式テキストです。

整理収納の基本的な考え方から、具体的な収納方法まで、分かりやすく解説されています。

公式テキストだけあって、教科書のようにわかりやすく学ぶことができます。

学校の教科書を読む感覚で学びたい方におすすめの本です。

トヨタの片づけ

日本を代表する自動車メーカーであるトヨタ自動車が、長年にわたって培ってきた「片付け」のノウハウを解説した本です。

トヨタでは、「片づけは成果を出すためのビジネスツールだ」との考えで、片付けを重視する文化がありるそうです。

この本は基本的に家庭向けではなく職場向けの話です。しかし、ムダをなくし、生産性を高めるために大人が本気で取り組んだ片付け術からは学ぶべきことが多くあります。

ビジネス書が好きな方におすすめできる本です。

自分に合った本を選べば、片付けを学ぶのも楽しくなるはずです。

まとめ:片付けのコツを学んで快適な暮らしを手に入れよう

片付けは、単に部屋をキレイにするだけでなく、私たちの生活をより豊かにしてくれる力を持っています。

  • 時間にゆとりができ、ストレスが減る
  • 無駄な出費が減る
  • 行動的になれる
  • 人間関係が良好になり、毎日が楽しくなる・・・などなど

片付けは、「より良い暮らし」を送るために、今すぐ取り組める手軽で効果的な方法です。

「今日からできること」を、一つでも良いので、ぜひ始めてみてください。あなたの片付けが、成功することを心から願っています!

さっそく片付けに取り組みたい!と思った方は以下の記事をどうぞ。迷いなく効率的に片付けを進められます。

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